全社の仕入れ業務を、本部が一元管理
「2005年に会社をホールディングス化した時は、まだブランドや業態数も多くありませんでした。そのため仕入れもブランドごと、食の安全管理も全てブランドごとでバラバラに管理されていました。
しかし2013年、会社の中期計画によって全国への展開が強化され、これまでの仕入れ管理や安全管理の方法を変更し、グループ内で統一した管理が必要になりました。そこでグループ全社の本部に仕入れ部門を設置し、全社の業務統括や仕入れ管理などバックヤードを強化したのです」(桐敷氏)
現在、グループ全体の購買は、本部の購買委員会が一手に引き受けている。またこの委員会が発足したことで、トレーサビリティのしっかりした取引先企業を選択できるようになったという。
「仕入先の選択も重要ですが、グループ全体で購入する食材の安全情報の管理には、商品規格書による、原材料、成分、製造工程の確認が欠かせません」(長島氏)