『メニューPlus』導入の背景~煩雑な原価管理をなくしリアルタイム反映したい~
コロナ禍を経て、飲食店の運営が軌道に乗ってきたため、次のステップとして店舗の横展開を進めています。その一方で、メニュー管理や原価管理などを含めた社内管理業務が社長1人に属人化しており、新店舗の展開は難しいと感じていました。
原価の変動が多いなか、臨店や店舗の仕込みも社長が対応している現在の運営スタイルでは仕入単価が変わってもExcel上の更新が追いつかず、想定利益と乖離してしまう場面もありました。実際、最近では仕入れた食材の価格が上がりすぎて、気づいたら原価率を超えてしまっていることも多く、最新の原価が把握できないということが問題としてありました。特にメニューを作成する上で仕掛品も多く、レシピごとの原価も出すのが大変という課題もありました。
このため、2023年9月にメニューごとの原価やレシピを管理するインフォマートのツール『メニューPlus』を導入しました。
代表取締役 北島 雅人 氏 コメント
導入前にはレシピブックを1つで運営しており、メニューが変更になる毎に改変が必要となっていました。また、社内LINEや口頭で共有した内容がレシピブックに反映できていないこともあり、レシピの修正や共有が簡単にでき、マニュアルとしても活用できるツールを探していました。『メニューPlus』はそんな当社にピッタリなサービスだと感じ、導入を決めました。
『メニューPlus』があることで、タイムリーに原価を確認することができるだけでなく、自分が動きたいと感じる”今”というタイミングに動くことをサポートしてくれます。新店舗の展開を本格化していくこのタイミングで管理を充実できたのは、当社としても大きなメリットです。まず原価をリアルタイムでしっかりと管理し、これからは在庫管理と理論原価のDXも進めていきたいです。
さらに、将来的には調理工程も可視化して、店舗で行っている仕込みをセントラルキッチンに移転させて、味の安定化も図っていきたいです。そうすることで、包丁を使う頻度も減って指導する時間も効率化して行けるのではないかと考えており、お料理の盛り付けの煩雑化をなくし、お客様の接客の向上に時間を使っていきたいと考えています。
会社概要
会社名:株式会社KEEP Sii
代表者:代表取締役 北島 雅人
本社所在地:福岡県大川市榎津89-4
事業内容: 飲食店の運営
『メニューPlus』ツール概要
『メニューPlus』は飲食店が保有するメニューのレシピ作成から管理・共有までの作業工程をデジタル化するシステムです。
直感的に操作可能なユーザーインターフェイスやレシピ作成をアシストする機能などで、膨大な作業時間と労力を削減します。さらに、『BtoBプラットフォーム受発注』と連動することで原価を自動計算し、メニューごと、店舗ごとの原価をすぐに算出します。メニューの原価をすぐに知りたい、店舗ごとの原価の違いを知りたい、メニューのレシピを店舗スタッフに共有したいなどのお悩みを解決し、利益体質の経営をサポートします。