外食企業の事例まとめ(Vol.5)~人材不足対策編~

飲食・宿泊2022.12.26

外食企業の事例まとめ(Vol.5)~人材不足対策編~

2022.12.26

外食企業の事例まとめ(Vol.5)~人材不足対策編~

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目次

アプリ活用でアルバイトのみでの店舗運営を推進

株式会社串カツ田中ホールディングス

株式会社串カツ田中ホールディングス
代表取締役社長 坂本 壽男 氏

アルバイト従業員に指示を出すため、1店舗に社員の店長が一人いる必要があります。さらにチェーン店では本部主導のキャンペーン、メニュー変更、レシピ変更、衛生管理など、店長が実施すべき業務は営業以外にも多く、長時間労働になりやすい状況です。

この課題を解決するには、少しずつの改善ではなく抜本的に変える必要があります。そこで、インフォマートさんに相談し『V-Manage』を開発しました。

我々がやりたいのは、店舗運営の可視化と自走化です。アルバイトさんだけで運営できる店舗をつくりたい。『V-Manage』を使えば、店長の指示を仰ぐことなく、アルバイトさんはいつ何をすべきかが分かります。

これが実現できれば、2、3店舗に1人の店長がいればいいことになります。生産性が上がることで店長の給料も上がりやすくなります。このアプリが普及することで、当社だけでなく外食産業の未来のために業界に人材が戻ってくる、よい人材が入ってくることを狙っています。

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1日1000枚の納品伝票の金額入力・確認が解消

株式会社叙々苑

株式会社叙々苑
システム管理部 主任
鮎澤 亮佑氏

1店舗あたりFAX発注で毎日10~15枚の用紙を使うので、全68店舗からフードファクトリーに送られる納品伝票は1日1000枚にもなっていました。このほか、FAXだとどうしても誤送信や郵送の手間、送り漏れ、紛失のリスクもあります。

こうした課題の解決のためにさまざまなシステムを模索していたところ、取引先の多くからインフォマートの受発注システムなら対応できるという声をうかがいました。調べてみると7割の取引先がすでにインフォマートの受発注システムを使っていたのです。そこで早速『BtoBプラットフォーム受発注』『BtoBプラットフォーム請求書』を採用しました。

店舗ではタブレットやパソコンを使って発注していますが、現場の負担は大きく改善されたと感じています。紙からデータ管理にしたことで店舗でのFAX送信、伝票の郵送作業がなくなり、ひと月前の仕入れ金額が分からないということもなくなりました。

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納品伝票の入力時間を8割、月末の棚卸作業時間を5割削減

株式会社紅蘭亭

株式会社紅蘭亭 調理課長
木庭 智雄 氏

受発注システムの導入で、これまでのように仕入伝票ごとに、業者名、商品名、単価、金額を1枚1枚、会計システムへ入力する手間がなくなりました。月間最低35時間程度は作業していたものが10~15時間程度に抑えられるようになりました。導入して本当に良かったと思っています。

棚卸機能もいいですね。何かしらの食材単価が毎月のように変化していますが、単価の変更は自動的に反映されますし、在庫管理もしやすく、単価もリアルタイムでわかるから便利です。なにより、2時間~4時間ほどかかっていた棚卸作業が半分程度の時間で終わるようになりましたし、金額の打ち間違えがなくなったことは大きなメリットだと感じています。

取引先への請求書処理もスピードアップしました。『BtoBプラットフォーム 受発注』を導入する前は、取引先から請求書を送ってもらって仕入れ内容と照合し、はじめて正しい金額を確認するという感じでした。それが電子化してからは、すでに金額がまとまっていますので、こちらから取引先に「この内容で間違いないですか?」と請求内容を送れるようになりました。経理部の請求作業も照合する時間がなくなったことで、2日、3日は早くなりました。

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発注システムの導入で1人分の経理作業を削減

株式会社武蔵野テーブル

株式会社武蔵野テーブル
取締役 高橋正人氏

人手不足の問題が以前からあり、ITツールで改善できたらと思って2020年に『BtoBプラットフォーム受発注』を導入しました。

それまで仕入れ品の発注はFAX送信や電話で、月初に各店舗から本部へ前月の仕入れ伝票をすべて送り、事務所の棚はいつも伝票で溢れかえっていました。2名の経理担当が1枚ずつ確認し、エクセルの表に入力していたので、負担が大きかったのです。

受発注システムの導入で、こうしたトラブルはなくなりました。仕入れデータを会計ソフトの弥生会計に読み込ませることで、経理業務が2人から1人で回せるようになり助かっています。時間にして、1日8時間×15日で120時間は最低でも浮いているでしょう。

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BtoBプラットフォーム受発注

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