『食の安全・安心』は、当たり前のサービス
「私たちの役割は、お客様がホテルに来館されてからお帰りになるまで、自宅でお過ごしになる気持ちそのままで、お過ごしいただけますよう最善を尽くすことにあります。そのためには、宿泊や食事も含めて『安全と安心』を当たり前に提供することが、重要と考えております」(宮本支配人)
特に食事に関しては、お客様に正しい情報をご提供することが『安全・安心』につながる。
そこで、ホテルオークラ東京ベイでは、メニュー表示ついて改善を行った。
「メニューの表示に関しましては、食材や調理業務フローを見直し、取り扱う食材情報の管理方法も見直しました。まずは正しい食材名で管理するなど、基本的なことを忠実に行うことから始めております。また、取引先から『商品規格書』を取り寄せて管理するようにいたしました」(宮本支配人)
商品規格書とは、加工品などの原材料、原料原産国、アレルギーなどの商品情報が記載された書類で、仕様書や商品カルテとよばれることもある。同社では『商品規格書』を『BtoBプラットフォーム規格書』で、メニューの情報はオプションの「メニュー管理機能」を使いWEB上のデータベースで管理している。