10/23(木)開催!フード業界の体験型イベントFOODCROSS conference 2025事前告知

特集記事2025.09.17

10/23(木)開催!フード業界の体験型イベントFOODCROSS conference 2025事前告知

2025.09.17

10/23(木)開催!フード業界の体験型イベントFOODCROSS conference 2025事前告知

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2025年10月23日(木)に開催するフード業界の体験型イベントFOODCROSS conference。今年のテーマ「おいしい未来」について、総合プロデューサーの荻原賢太に話を聞いた。「人手不足や原材料高騰といった課題に直面しながらも、経営的な利益だけでなく、その成果が従業員にも還元される明るい未来を創りたい」と語る。

目次

【Q】FOODCROSSは今年で6年目を迎えますね。

フード事業者によるDX AWARD
フード事業者によるDX AWARD

2020年にオンライン配信から始まり、現在は会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催しています。会場形式では5回目です。フード業界はこれまで苦しい時期もありましたが、当イベントは業界の皆様に支えられ、共に歩み、成長してきたと感じています。

【Q】イベントの開催目的を教えてください。

フード業界の人たちと一緒に未来を考える機会を提供することです。単なるビジネスマッチングの場ではなく、業界全体で課題を共有し、解決策を見出す場にしたいと考えています。このイベントを通じて、参加者同士が本音で語り合い、情報交換できる場を作ることで、業界全体の活性化につなげたいと思っています。

【Q】今年のテーマ「おいしい未来」に込めた想いは何でしょう?

株式会社インフォマート FOODCROSS 総合プロデューサー 荻原 賢太
株式会社インフォマート
FOODCROSS 総合プロデューサー
荻原 賢太

「おいしい未来」には深い想いを込めています。これは、単にフード業界に携わる会社が継続的に事業成長できるということだけではありません。そこで働く人が幸せになり、会社も利益を出し続ける、この2つの意識が大切だと考えています。

昨今はネガティブな社会問題の話題が多く、目の前の対応に精一杯になっているとよく耳にします。しかし、明確なゴール、目指すべき姿があれば、課題を乗り越える方法や意義が見えてくるはずです。業界に携わるすべての人が3年後、5年後の明るい未来を見据えることで「そこに行くために何が必要なのか」を明確にしていただきたいと思っています。

「おいしい未来」というテーマには、業界全体がポジティブな気持ちで未来を描き、それを目指そうという想いを込めています。日々の業務に追われるだけでなく、明るい未来に向かって共に歩んでいきたい、そんな想いを訴えたいのです。

【Q】具体的にどのような未来でしょうか?

飲食企業による業界課題トークセッション
飲食企業による業界課題トークセッション

「おいしい未来」とは、経営的に儲かるというだけでなく、その利益が従業員にも還元される未来です。現在のフード業界はブルーワーカー(肉体労働者)という印象が強く、キャリアビジョンが見えにくいという課題があります。しかし実際には、卸企業や飲食店にはさまざまなスキルや予測能力が必要とされています。企業がそれらしっかりと開示することで、ライフイベントを迎える30歳代のリーダーが定着し、次世代も業界に入ってくるという良い循環が生まれます。そうすればサービスの質が向上し、お客様も喜び、楽しい産業になっていくと考えています。

現在はまだまだ課題に対しての対応に忙殺され、よい循環に慣れていない部分が多分にあると思います。つながりを持ち、価格以外の価値も認め合える関係性を築くことが大切です。そんな「おいしい未来」をみんなで考え、共有したいと思っています。

【Q】具体的な取り組みを教えてください。

モバイルオーダー・配膳ロボット体験
モバイルオーダー・配膳ロボット体験

「おいしい未来」に向けた4つの社会課題に焦点を当てています。人手不足、原材料高騰、フードロス、物流問題です。これらの課題を単にネガティブに捉えるのではなく、課題を乗り越えてポジティブな未来を描くための取り組みとしています。

実際には皆様自身の「おいしい未来」とは?を言語化していただくコンテンツを用意しています。改めて自分自身で言語化していただくことで、参加者の数だけ「おいしい未来」があることがフード業界の発展につながると思っています。また、それぞれの社会課題に対しては、具体的に取り組んでらっしゃる企業様の事例紹介などを紹介し、その企業様と一緒にお話しいただけるコンテンツの用意も予定しています。

セミナーブースでは昨年も好評いただいた、DX AWARDを開催する予定です。各企業の「おいしい未来」に向けた、活動や手段の一例をご紹介いたします。

【Q】来場者にはどのような体験をしてほしいですか?

遠隔会話でのロボット接客体験
遠隔会話でのロボット接客体験

「フード業界が好きでよかった」「明るい未来がある」と感じてほしいですね。新たな気づきや人脈形成、業務の発展につながるヒントを得ていただければと思います。特に重視しているのは、単なる業務の延長ではなく、思いや未来への気づき、喜びを感じていただくことです。以前は事業活動の延長線上にイベントを位置づけていましたが、今回はより純粋に「フード業界の未来」そのものについて考え、語り合う場にしたいと思っています。参加者同士が交流し、つながるきっかけも作りたいと考えています。業界の垣根を越えて、卸企業の方には飲食店の課題を、飲食店の方には卸企業の魅力を知っていただくような、相互理解の場になればと思います。

【Q】最後に、今年のFOODCROSSに向けての意気込みをお願いします。

コンサルタントによる経営課題セミナー
コンサルタントによる経営課題セミナー

今年のFOODCROSS conferenceでは「おいしい未来」という言葉に込めた想いをすべての参加者と共有したいと思っています。社会課題をネガティブに捉えるのではなく前向きな気持ちで乗り越え、明るい未来を一緒に描いていきたい。苦しい時期を乗り越えてきたフード業界だからこそ、次の一歩を力強く踏み出せる、そんなきっかけになるイベントにしたいと思います。フード業界に関わるすべての人たちがお互いの立場を理解し、共に成長できる場を提供したいです。一緒に「おいしい未来」について語り合いましょう!

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