「有機農産物の日本農林規格」、「有機畜産物の日本農林規格」及び「有機加工食品の日本農林規格」が改正されました。(2024.07.01)

掲載日: 2024年08月16日 /提供:中央法規出版株式会社

  • bnr_kikaku_300_buyer.png 汎用
  • bnr_kikaku_300_seller.png 汎用

 令和6年7月1日に、「有機農産物の日本農林規格の一部を改正する件」(農林水産省告示第1280号)、「有機畜産物の日本農林規格の一部を改正する件」(農林水産省告示第1282号)及び「有機加工食品の日本農林規格の一部を改正する件」(財務・農林水産省告示第18号)が告示されました。

<「有機農産物の日本農林規格」の主な改正内容>
1 日本農林規格(JAS)の国際規格化を図るため、国際規格に沿った形式に改められました。
2 菌床栽培きのこ類に使用可能な資材やスプラウト類の種子に使用可能な資材について、追加・削除等の改正が行われました。

<「有機畜産物の日本農林規格」の主な改正内容>
1 日本農林規格(JAS)の国際規格化を図るため、国際規格に沿った形式に改められました。
2 「粗飼料」の定義が追加されました。
3 乳を生産することを目的として飼養する牛の更新可能頭数を拡大する改正や、飼料にビタミンを混ぜて給与することを可能とする改正等が行われました。

<「有機加工食品の日本農林規格」の主な改正内容>
1 日本農林規格(JAS)の国際規格化を図るため、国際規格に沿った形式に改められました。
2 「その他有機加工食品」の定義及び名称表示に関連する規定が追加されました。
3 有機原材料への「有機」等の文字や転換期間中有機農産物等への「転換期間中」の文字について、これらの文字に代えて記号の記載を可能とする規定が追加されました。

<施行期日>
 令和6年7月31日(ただし、「有機農産物の日本農林規格」及び「有機畜産物の日本農林規格」の改正に係る一部の規定は、令和7年1月1日)

〔改正法令〕
◎有機農産物の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第1605号)
◎有機畜産物の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第1608号)
◎有機加工食品の日本農林規格(令和4年9月1日財務・農林水産省告示第18号)

※省庁別の制度動向や法律改正の詳細な内容はこちら(食品表示コンシェルジュ)

bnr_500_kikaku_maker.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域