必見!飲食店の店舗マネジメントがラクになるITツール14選

業界ニュース2021.08.30更新:2023.01.06

必見!飲食店の店舗マネジメントがラクになるITツール14選

2021.08.30更新:2023.01.06

必見!飲食店の店舗マネジメントがラクになるITツール14選

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コロナ禍で売上が思うように伸びず、費用削減や業務改善といった店舗のマネジメントに頭を悩ませている経営者も多いのではないだろうか。近年では飲食店で発生する様々な業務の効率化や、データの見える化をサポートするだけでなく、繁忙時の回転率向上やスタッフの負担軽減につながるITツールが多数提供されている。

本記事では、費用削減や業務を効率化したいと考えている飲食店向けに、店舗マネジメントが楽になるおすすめITツールを厳選して14個ご紹介する。

目次

店舗マネジメントに役立つおすすめITツール14選

POS、オペレーション管理、店舗管理、会計、セルフオーダー、集客、配膳ロボットと、7つの分野に分けて各2つずつおすすめツールを紹介する。

POSれすだく
Airレジ
オペレーション
管理ツール
V-Manage
StoreFIND
店舗管理システムぴかいちナビ
スマレジ
会計freee
Money Forward クラウド会計
セルフオーダーdinii
ゼロレジ
集客ツールCanly
Uberall
配膳ロボットServi
KettyBot

オペレーション管理に役立つツール2選

 

飲食店のマネジメント業務を効率化する『V-Manage』

『V-Manage(ブイマネージ)』は煩雑なタスクを管理できるシステムだ。本部から店舗への指示や新人教育、衛生管理などの業務をタスク化し、マニュアルをアプリ内で管理できるため、従業員の教育体制の強化と省人化を図りながら飲食店のマネジメントが可能となる。

【主なメリット】

・チャット機能で本部と店舗のコミュニケーションを円滑化
・タスクマネージャー機能で1日の業務をスケジュール表示
・チェックシートのデジタル化で衛生管理の記録・蓄積が簡単に行える

HACCPの前提となる一般衛生管理項目のデータも、システム内に一元管理できるシステムだ。

 

ToDo管理と情報共有を最適化する『StoreFIND』

『StoreFIND(ストアファインド)』はタスク管理が行える、本部・店舗間、店舗内のコミュニケーションサービスだ。「ふせん」機能を活用することで、担当者が必要な情報をすぐに見つけ、対応できる。連絡の仕組み化をし、店舗のコミュニケーションロス低減が可能となる。

【主なメリット】

・「役割ふせん」機能で受け手従業員が必要な情報をすぐに見つけられる
・本部、店舗間で簡単にアンケートが作成可能、状況確認も容易に
・商品の希望数量や、在庫数量などの集計が可能

店長や店舗のマネージャーからスタッフへ割り振るような中・小規模の店舗から、役割が複数分かれる大規模な店舗まで幅広く対応できる。

商品売上・勤怠など機能豊富な店舗管理システム2選

 

飲食店の日次決算を簡単に見える化する『れすだく』

『れすだく』は、飲食店に特化した日時決算プラットフォームで、複数店舗の経営管理を一括してできる日次決算ツールである。全体の管理はもちろん、「店舗別」「地域別」「業態別」「グループ会社別」などカテゴリごとに設定が可能。

【主な機能・メリット】

・予算設定
・黒字までの客数の表示
・売上高やFL比率などがログイン直後に表示される
・外国人労働者や変形労働などの複雑な勤怠管理にも対応
・シフト管理
・AI顔認証打刻 

カメラ搭載のPC、スマートフォン、タブレット端末から顔認証で打刻が可能なため、最低限の接触でスムーズに打刻できる。画面の見やすさや安価なサービスなどの理由から、多くの飲食店で導入が進められ、導入後は業務がより効率的になったという声が多くある。 

 

売上、勤怠、発注の店舗管理をこれひとつで完結『ぴかいちナビ』

『ぴかいちナビ』は、飲食店向け店舗管理システムであり、さまざまなサービスを提供している。

【主な機能・メリット】

・営業管理
・商品管理
・勤怠管理
・ヘルプデスク
・発注管理
・本部システム

必要な機能をひとつだけ導入することも、全ての機能を兼ね備えた「トータルシステム」を利用することもできる。 

例えば、営業管理システムでは「メニューごとに販売実績を分析」、勤怠管理システムでは「人件費のコントロール」「交通系ICカードを使った個人認証」などが可能。このように業務の効率化を図ることができる機能が備わっている。

レジの管理をDX化するPOSシステム2選

 

iPhoneやiPadで使用でき、Airペイと一括管理が可能『Airレジ』

『Airレジ』は、iPhoneやiPadにインストールするだけで使える「POSレジアプリ」である。閉店後数時間にも及ぶレジ締め作業や、売上データを可視化できず経営状況が把握できないといった課題を解決するために開発された。

Airレジに下記の関連ツールを組み合わせれば、一括して管理が可能になる。

【主な機能・メリット】

・カードやQRコード、ポイント決済などが使える決済サービス「Airペイ」
・待ちがあった場合の受付や順番待ちを管理する「Airウェイト」
・シフトの作成や管理を効率化する「Airシフト」 

基本機能は0円~のため、安価で導入することができる。

 

豊富な料金プランで簡単にキャッシュレス対応『スマレジ』

『スマレジ』は、2022年10月時点で11万店舗以上で導入されている「クラウドPOSレジシステム」である。

【主な機能・メリット】

・キャッシュレス決済
・セルフレジ
・モバイルオーダー
・売上分析
・タイムカード連携
・顧客管理

これらの充実した機能に加えて、アプリマーケットを通して自分の店舗に必要なアプリを検索、購入ができる。コールセンターは365日対応しているので、急なトラブルが起こっても安心だ。 

レジ機能とスマレジ・アプリマーケットが利用できる無料プランから、高度な在庫管理ができるリテールビジネスプランまで、全部で5段階の料金プランがある。

毎日の会計業務を効率化するシステム2選

 

多種多様なツールと連携して会計作業をラクにする『freee』

『freee』は、バックオフィスのリモート化を可能にするクラウド会計システムである。日々の経理はもちろん、確定申告などもまとめて行うことができ、会計知識がなくても、質問に答えるだけで確定申告の書類作成ができる点が魅力だ。

 【主な機能・メリット】

・開業届作成サービス
・事業用クレジットカードの作成
・法人税申告

このように、必要だが手間に感じる作業を簡単に行えるようになる点が魅力。「個人事業主でカフェ」「小売店などの開業「従業員が20名以上の企業」など、それぞれに合わせて必要なソフトが用意されている。 

 

AI学習で会計作業を効率化する『Money Forward クラウド会計』

『Money Forward クラウド会計』は、日々の取引の記録などの面倒な作業を効率化するツールである。クレジットカード、銀行、POSレジ、電子マネーなどと連携し、対応した仕訳候補を自動作成。候補はAIが学習するため、使うほど精度が向上する。

【主な機能・メリット】

・起業・独立した場合
・個人事業主
・企業の経理担当
・他社ソフトから乗り換えたい場合

他社ソフトからの乗り換えのしやすさや、空いた時間にアプリで仕訳作業ができる点がポイントだ。バックアップはクラウドに行うため、端末の破損や紛失、災害時などでも安全。 

お客様からの注文をデジタル化するセルフオーダーシステム2選

 

モバイルオーダーで顧客属性をデータ化『dinii』

『dinii(ダイニー)』は、2020年にリリースされた他言語対応のモバイルオーダーツールである。お店のQRをお客様のスマートフォンで読み込むと注文ページが立ち上がり、メニューの閲覧、オーダーができるようになる。

 【主な機能・メリット】

・アプリが不要なため、ダウンロードや登録などの手間がない
・自身の端末から注文できるため衛生面での安心感がある

このように、不特定多数が触る紙のメニューやタブレットを扱う必要がなくなるため、新型コロナウイルス流行への対策としても取り入れることができる。また、LINE公式アカウントとの連携ができるので、クーポンの配布やポイントカードの案内などにも役立てられる。

 

オーダーから支払いまで完全自動化『ゼロレジ』

『ゼロレジ』は、レジ業務の完全自動化をほぼ可能にするツールである。

【主な機能・メリット】

・お客様がタブレットにてメニューを選んだらQRコードが表示される
・QRコードを使って支払いを済ませる
・注文が確定し注文内容が厨房に流れる

ただし先払い会計を採用してる店、または先払い会計に変更できる店向けのツールのため、居酒屋などの頻繁に追加注文がある店には向かない。初期費用は機材代のみで、月額8,800円という低コストな点が魅力。 

混雑時はスタッフ1人がレジに付きっきりになってしまう店や、注文を受けてから料理を作り始める店に特にオススメのツールといえる。

飲食店の売上アップにつなげる集客サポートツール2選

 

MEO対策やSNSの情報管理をこれ1つ『Canly』

『Canly(カンリー)』は、Googleマイビジネスやホームページ、各SNSアカウントなどの店舗情報を一括で管理して、運用コストを削減するクラウドシステムである。

【主な機能・メリット】

・店舗情報の一括更新で、一部の店舗に誤りが発生するのを防げる
・店舗情報の改ざんを防げる
・全店舗の口コミの閲覧や返信ができる

 特に口コミ管理ができることで、お客様の生の声を今後の経営やオペレーションに役立てやすくなるだろう。 

 

店舗情報を一元管理、MEO対策に活用できる『Uberall』

『Uberall』に店舗情報を入力すると、情報サイトの最新の営業時間や電話番号を変更したくなったときに、一括で更新できるようになる。サイトごとに更新する手間が省けるので、作業時間の大幅な短縮が期待できる。また、店舗管理では店ごとの検索数や口コミ評価などのデータの取得、SNS管理では正確な情報の発信や集客が行える。

さらに、「Uberall更新代行」というオプションサービスも提供している。

【主な機能・メリット】

・コピーライティングの作成
・クーポンやキャンペーン情報などの投稿
・口コミへの適切な返信や対処、分析

世界170か国135万以上の店舗で活用される、世界基準のUIで、125以上のメディア、サイトの店舗情報が管理できるため、Web集客の対策に役立つだろう。

飲食店のサポートをする業務用ロボット2選

 

飲食店導入多数の配膳ロボット『Servi』

『Servi(サーヴィ)』は、配膳、下げ膳の作業を省略化し、スタッフがおもてなしに注力できることを目的として作られたロボットである。配膳、下げ膳の時間が短縮されたことで、お客様を席へ案内したり追加オーダーをとったりといった、接客の方により力を入れることができる。

2022年10月現在、焼肉チェーン、寿司チェーン、和食レストラン、ラーメン屋、ファミリーレストランなど全国の幅広い業態の飲食店にて導入実績がある。

【主な機能・メリット】

・回転率の向上
・顧客満足度の向上

 

大型ディスプレイで使い方が広がる『kettybot』

『KettyBot』は障害物を回避する能力や簡単なコミュニケーション能力などをもつ、「広告ディスプレイ付配膳ロボット」である。

【主な機能・メリット】

・お客様へのあいさつ、基本的なコミュニケーション
・自己位置を推定して、障害物を回避する
・カスタマイズした宣伝用広告、メニュー・動画の再生
・1回の走行で複数のテーブルへ配膳、食器回収

バッテリーはフル充電の状態で4時間30分持続するが、残量が一定以下になると自力でバッテリースタンドに戻るようになっている。導入することで、新型コロナウイルスの感染対策や人件費の削減ができる。  

55cmの幅も通り抜けられるほどコンパクトなデザインなので、複雑な環境の元でも問題なく動くことができ、どのようなレイアウトの店でも取り入れやすいのがポイントだ。

飲食店の店舗マネジメントをITツールで改善しよう

ピークタイムのシフト管理や日々の業務の効率化、会計の自動化を手助けしてくれるものなど、飲食店経営者のための店舗マネジメントを改善できるツールは多数提供されている。導入の懸念点が費用面なら「IT導入補助金」という制度も検討してみるといいだろう。

現在の自店舗の課題に合わせたITツールを導入し、効率よく店舗の改善に取り組んでいきたい。


V-Manage(ブイマネージ)飲食店にもうひとりのマネージャーを
 

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