定番商品「豆乳」を広めるため、キッコーマン飲料が貫いていること~調整豆乳(キッコーマン飲料)

卸・メーカー2018.08.01

定番商品「豆乳」を広めるため、キッコーマン飲料が貫いていること~調整豆乳(キッコーマン飲料)

2018.08.01
豆乳を使った坦々麺など
新たなレシピも生まれた

「豆乳飲料で意外な組み合わせの味をご提案することで、豆乳ってこんな楽しみ方もできるんだとお客様に知っていただくことを狙っています。それによって、調製・無調整豆乳もそのまま飲んだりコーヒーに混ぜたりするだけでなく、もっと自由に使っていいんだという可能性を感じていただきたいのです」

実際に、調製・無調整豆乳は、ただ飲むだけではなく豆乳鍋や豆乳カルボナーラなど用途が拡大しており、冒頭でも述べたとおり、豆乳市場全体は毎年約10%ずつ成長し続けている。

「豆乳は発売開始後の80年代初頭と、大豆イソフラボンが健康と美容に効果的だと話題になった2000年代の2度、一時的なブームが起きました。しかし、いずれも豆乳そのものの商品力で売れたのではなく、世の中の話題に乗ったもので、ヒットは長続きしませんでした。短期間の急激な売上増ではない、現在の着実な右肩上がりの成長は、豆乳が今、市場に定着しながら拡大していっているということだと思います」

いまや一時的な流行の域を超え、定番商品となった豆乳製品。主力は調製・無調整豆乳とはいえ、その躍進に豆乳飲料の存在は欠かせないという。

「変り種の豆乳飲料は『ふざけすぎじゃないですか』とか『売れると思ってないでしょう』というお声をいただく事もありますが、我々としては自信をもってお出ししている商品ばかりです。

こういったスタンスがとれるのは、調製・無調整豆乳が市場を牽引してくれているからで、それによって尖った商品のご提案ができ、また豆乳飲料のユニークさで、豆乳の魅力や可能性の広がりをお伝えできる。どちらも大切にして、生活の中で豆乳を習慣化していくご提案を、今後も続けていきたいと思っています」


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キッコーマン飲料株式会社

本社:〒105-8428 東京都港区西新橋2-1-1
事業内容:飲料、チルド食品の販売 お話:チルド営業本部 営業企画部 荻生康成さん
公式HP:http://www.k-tounyu.jp/
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