留守番電話での受注が半減し、聞き返し作業・受注ミスか軽減~酒類卸のむら本店

卸・メーカー2024.12.11

留守番電話での受注が半減し、聞き返し作業・受注ミスか軽減~酒類卸のむら本店

2024.12.11

留守番電話での受注が半減し、聞き返し作業・受注ミスか軽減~酒類卸のむら本店

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愛知県一宮市を拠点に酒類・食品などを飲食店に卸売するほか、自社でも外食事業として居酒屋5店舗を運営しているのむら本店。創業は大正8年で、当時から酒類販売を生業としている。

取引先からの注文を留守番電話で受けると聞き返しの作業や受注ミスかあったため、受発注システム『TANOMU』を使って解決した。

目次

創業100年を超える一宮市の酒類卸

【Q】事業内容と担当業務について教えてください。

仕入担当 炭竃伸二氏(以下同):当社の創業は大正8年で、2019年に100周年を迎えました。一宮市内で古くから酒類・食品の業務用販売をしています。現在は300社ほどのお取引先を持ち、4-5名の配達員で対応しております。

私は5年前に入社し、配達業務を1年ほど担当していました。その後、現在まで仕入担当としてお取引先様の要望にあった商品を探したり、1円でも安く仕入れられる取引先を探したりしています。また、仕入れた商品は在庫を抱えないようにしています。

受発注システムで留守番電話からの受注作業を解消

【Q】『TANOMU』を導入するきっかけは何だったのでしょう?

当社の受注業務は留守番電話が多く、夜間にお電話いただき朝方聞き直して注文を確認していました。しかし、留守番電話は1回では聞き取れないので、2、3回は聞いて確認する必要がありました。

しかも、「いつもの日本酒」などと注文いただいてもお取引先様の認識と履歴が異なっていたり、当社担当が認識した商品と異なったりして、お届けした商品が違うということもありました。そういったことがないよう、どうしても一つ一つの確認作業に時間がかかってしまい、手作業の限界を感じていたのです。

そんな中、受発注システム『TANOMU』を知る機会があり導入したのです。ミスの削減やお取引先様の認識相違を改善したいと思っていたことがきっかけです。

【Q】導入効果はいかがですか?

一番の課題であった留守番電話での受注は半分程まで削減できました。そしてミスの軽減は非常に効果的に感じています。履歴が確実に残ることが非常に助かっているのです。お取引先様との認識が共通していると画面でみられることが大きなポイントになっています。

一方、『TANOMU』で出力した受注情報のCSVデータと当社の販売管理システムを連携させるには、データを加工しなければ取り込めないので、そこは少し課題だと捉えています。将来的に一発で連携できるようになれば、作業時間削減の面でもっと改善できると思っています。 

株式会社のむら本店

所在地:愛知県一宮市末広一丁目3番18号
設立:昭和52年7月1日
代表者:代表取締役 野村政司
公式ホームページ:https://nomura-honten.co.jp/

 

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