商品力×人間力でどこにも負けない食肉卸

【Q】名古屋を拠点に食肉卸をされていますね。

氏原氏（以下同）：当社は2011年に創業し、売上の9割を卸売業、1割を小売業で構成しています。高級レストランや結婚式場などをメインに200社ほどとお取引させていただいています。職人の方には商品に魅力を感じていただいているので、お店を変えられた場合でも当社を取引先として選んでいただくこともあります。また、当社には人間力を武器にした営業が7人おり、多くの企業様と長くお付き合いいただいています。

LINEメッセージでの注文処理を効率化

【Q】『TANOMU』を導入するきっかけは何だったのでしょう？

もともとの受注方法は、営業に直接LINEでご注文いただくことが大半でした。ベタ打ちのメッセージで、「いつもので」などのLINEがくることもありました。そうすると担当営業が「この企業は1枚150g」などと頭の中で変換して受注処理するのです。まさに職人技という状況でした。

そのため、いい意味でも悪い意味でも属人化してしまっているし、営業がその内容を書き出す時間を取られているケースが多かったのです。早出で出社して対応することもあり、課題を感じていました。

【Q】『TANOMU』を導入した効果はいかがですか？

やはり、注文内容を書き出して入力する時間が圧倒的に短縮できました。また、電話受注した際に絶対に起こってしまう「言った・言わない」という課題が改善できました。履歴があるということは非常に重要だと感じています。この2点は大きな成果だと思っています。

今はほとんどのお取引先様に『TANOMU』を使って発注いただき、受注の入力課題を解決しています。これからの時代は人手不足問題もあるので、受注作業は配送や営業がやる必要はありません。アルバイトや外国人スタッフを雇用していった際は、営業力を維持する点でも『TANOMU』の販促機能を使用して底上げてしきたいと思います。