名古屋を拠点に東海3県で青果卸を運営
【Q】東海エリアで青果卸をされていますね。
株式会社ECO EARTH 堀田さやか氏(以下同):2011年に会社を立ち上げて、LEDなどの節電機器を卸売していました。1年経った頃、もともと社長が農業にも興味があったことで、サニーレタスを作り始めたのです。それを飲食店様に卸してみたところすごく喜んでいただけました。これをきっかけに電気製品を販売しながら農業もして、市場から仕入れた野菜も卸売していったのです。
現在の配送エリアは当社が拠点とする名古屋市から、豊橋市や岡崎市などを始め、愛知県、三重県、岐阜県の東海3県に対応し、150店舗ほどの飲食店様と取引をしています。
業務課題はFAX・LINEによる受注処理
【Q】受発注システム『TANOMU』を導入するきっかけは何だったのでしょう?
業務効率の改善と人的ミスの削減が大きな理由です。特にFAX、LINEでの注文を手入力することでミスが増え、業務の負担がいっそう大きくなったため、受注のシステム化を検討するようになりました。FAXやLINEでの注文は、店舗ごとの発注時間がばらばらなうえ、納品書や請求書の作成時にミスが多発していたのです。さらに、発注内容の確認や商品集計に時間を要し、2人のスタッフが毎日かなりの時間を拘束されていました。
当社では「ミスは人のせいにするのではなくシステムで解決すべき」という考えから、『TANOMU』の導入を決定しました。他社の受発注システムなども試みましたが、最終的に『TANOMU』が最適でした。その理由は、発注から納品書・請求書作成まで一貫して管理できるシステムであったためです。
受注ミスだけでなく顧客満足度も改善
【Q】導入効果はいかがですか?
『TANOMU』の導入によって、業務効率とミス削減の面で大きな成果が得られました。導入以前はFAXやLINEでの手作業による受発注が中心で人的ミスが頻繁に発生していましたが、『TANOMU』により受発注の経路が統一できたのです。
これにより受注から納品書・請求書の作成まで一元管理が可能となり、ミスや確認作業が大幅に減少し、業務効率が飛躍的に向上しました。また、発注内容の集計や確認作業も自動化され、スタッフの作業時間が大幅に短縮されました。特に毎朝の作業時間が30分以上削減され、業務の効率化が進みました。
さらに、FAXやLINEメッセージで発注いただいていた取引先の95%が『TANOMU』を使った発注に切り替えていただきました。取引先によると、LINEを使って発注する際、メッセージ欄に商品を打ち込むのが意外と大変だったそうです。LINEを使いたいわけではなく、他に方法がなかったからLINEで発注していたことが分かりました。スムーズに『TANOMU』を使った発注に移行できたうえ手間が減ったと喜んでいただき、当社の顧客対応も改善できました。
『TANOMU』の導入により、取引先も当社もミスの削減、作業時間の短縮が実現し、業務全体の運営が飛躍的に向上しています。
株式会社 ECO EARTH
所在地:愛知県名古屋市昭和区曙町2-2-5
設立:2011年9月22日
代表者:代表取締役社長 堀田 隼人
公式ホームページ:https://www.eec-l.com/