女性が自ら行きたくなる「餃子の王将」を目指して
これまでの「餃子の王将」は、「旨い、早い、安い」という男性向けのイメージで完成されていたという。
「今後、会社が事業を拡大するために、女性向けのマーケットは外せませんでした。ここ2~3年の間に『餃子の王将』でも、女性向けのメニュー展開やイベント開催などを行ってきました。しかし女性向けのイメージは、なかなか浸透しなかったのです」
実は、既存ブランドの持つイメージこそが、課題だったのだ。
そんな「男っぽい王将」のイメージから脱却すべく、女性をメイン
「GYOZA OHSHO」を強く印象づける、カフェのような黒色や木目を基調としたシックな店舗デザイン。ヘルシーなオリジナルメニューなどは、このチームだからこそ生み出された賜物と言えるだろう。
既存メニューを活かしながら、新たな需要を生む女性向けの工夫
「女性向けの王将」という珍しさばかりに注目が集まりがちだが、この業態のポイントは他にもある。業態のベースの部分に「餃子の王将」イズムがしっかりと継承されている点だ。