「これまで『餃子の王将』は、お客様に素早く料理を提供する回転率の良さで勝負してきました。しかし『GYOZA OHSHO』では、反対にゆったりと腰を落ち着けて、お喋りや食事を楽しんでいただくことを重視しています。その分、接客やコミュニケーションの時間も長く取れるので、スタッフがメニューの内容やおすすめの食べ方などを説明しながら、次の注文に繋げています」

オープンから半年が経ってみえてきた、活用法とニーズ

「GYOZA OHSHO 烏丸御池店」では、これまでの王将では取り組みのなかった、コースメニューの事前予約も積極的に推進。予約限定で飲み放題コースプランが作られ、女子会や忘年会・新年会など新しい利用法も生まれている。

「これまでの王将ではありえなかった、結婚式の二次会会場として60人ぐらいで貸し切りというリクエストもいただきました。初の試みでしたが、期待に最大限お応えすべく、ケーキカットならぬ炒飯カットをご提案したところ、大変喜んでいただけました（笑）」

１号店のオープンから半年とまだ日が浅いものの、王将の歴史に新たな足跡を残している「GYOZA OHSHO」。今後も店舗を増やしながら、女性の利用をはじめ、パーティーや団体利用など「餃子の王将」だけでは埋められない、幅広いニーズに応えてくれるだろう。

_{写真協力：Photographer:Atsushi ISHIDA}