新型コロナウイルス感染症、5類移行後の変更点と対応について

最新ニュース2023.05.02

新型コロナウイルス感染症、5類移行後の変更点と対応について

2023.05.02

新型コロナウイルス感染症、5類移行後の変更点と対応について

  • 有料広告Square2024年5月20日~6月19日
  • bnr_v-manage_300.png 汎用

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の位置づけが、2023年5月8日からインフルエンザと同様の5類に移行する。5類移行に合わせて大手コンビニチェーン店や飲食店では、従業員のマスクを着用推奨から任意に変更する動きも見られる。

マスク解禁に向かう一方で、街中ではマスクを外している人の方が依然として少数派である。株式会社ぐるなびが行った調査によると、飲食店へ入店時の際はマスクを着用していた方が良いと考える人が約9割を占める結果となった。

5類移行後の飲食店では、どういった対応が求められるのだろうか。国の意向と世論の両側から、今後の飲食店の在り方について紹介する。

目次

新型コロナウイルスの位置づけがインフルエンザと同様の5類に移行

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類になった後の感染対策について、加藤厚労大臣は2023年3月31日の会見で、これまで飲食店などに推奨してきた店舗の入口での検温や消毒、パーテーションの設置などは求めず、「事業者それぞれの判断に委ねる」と見解を示している。

そのほか、基本的対処方針や業種別ガイドラインも廃止され、感染症対策の方法については個人や事業者に一任する方針だ。

マスクの着用

・着用の有無は基本的に個人の判断に委ねる

・ただし高齢者などの重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、場面によってはマスクの着用を推奨する

手洗い等の手指衛生、換気

・基本的な感染対策として引き続き有効とする

「三つの密」の回避、人と人との距離の確保

・感染拡大時において、高齢者など重症化リスクの高い人は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいる場所を避けること

参考:厚生労働省「加藤大臣会見概要
参考:内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室長「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更に伴う業種別ガイドラインの廃止及び位置づけの変更に際しての事業者の取組への支援について(依頼)

国の基準が変わるも、9割が飲食店の入店時にマスクしたいと回答

コロナ禍以降、政府はマスク着用を推奨してきたが感染者数の減少に伴い、マスク着用は個人の判断に委ねるとともに、他者にマスク着脱を強いることがないよう呼びかけている。ただし、感染リスクが高い高齢者が集う場所や、医療機関では、マスクの着用が依然として推奨されている。

一方、株式会社ぐるなびが3月に飲食店の利用者に対して行った調査結果では、店員からの接客時にマスク着用が好ましいと考える人が全体の57%に上ることが明らかになった。

飲食店で他の来店客に対して「食事する時以外はマスクを着用してほしい」が28.8%、「食事が始まったらマスクを着用しなくても気にならない」が36.8%、「着席したら外してもいいと思う」が23.2%、「入店前からマスクは必要ない」が11.2%という結果となり、「入店時にはマスクを着用していた方が良いと考える」が約9割を占めている。

政府の指針としては、マスク着脱は個人の意思を尊重しているが、飲食店の利用者からは依然として半数以上の人が、マスク着用での感染対策が望ましいと考えているようだ。

参考:ぐるなびリサーチ部「飲食店でのマスク着用についての調査

新型コロナウイルス5類移行後の各都道府県の対応について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の位置付けが5類へ引き下げられるのに合わせ、各都道府県では飲食店の第三者認証制度を廃止、もしくは新制度への移行を発表している。エリアによっては、2023年5月8日以降は認証ステッカーの掲示を取りやめるよう呼びかけるところもあるが、第三者認証制度の代わりになるような新制度を設置する場合も見られる。

北海道

「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が廃止された場合、 第三者認証制度についても廃止

青森県

あおもり飲食店感染防止対策認証制度のお知らせ

岩手県

岩手県 飲食店新型コロナ感染対策 認証制度【5月8日付け終了】

宮城県

国の基本的対処方針が廃止されることから、同方針に基づく本県の「選ぶ!選ばれる!!みやぎ飲食店コロナ対策認証制度」を令和5年5月7日で終了

秋田県

【制度終了】★秋田県新型コロナウイルス感染防止対策飲食店認証制度について

山形県

山形県新型コロナ対策認証制度

福島県

ふくしま感染防止対策認定店制度について

茨城県

「いばらきアマビエちゃん」の運用を停止しています(令和5年5月8日運用終了予定)

栃木県

「とちまる安心認証」について

群馬県

ストップコロナ!対策認定制度

東京都

「徹底点検TOKYOサポート」プロジェクト

神奈川県

「飲食店等感染防止対策実施店」認証制度のご案内

埼玉県

【重要なお知らせ】彩の国「新しい生活様式」安心宣言飲食店+(プラス)認証制度の終了について

千葉県

確認店制度の終了について

山梨県

やまなしグリーン・ゾーン構想

新潟県

5類移行に伴う対応等の報道機関向け説明資料について

富山県

富山県新型コロナ安心対策飲食店認証制度について

石川県

いしかわ新型コロナ対策認証制度について

福井県

【認証店の皆様へ】認証基準の変更についてご確認ください(3/13)

長野県

5月7日をもって「信州の安心なお店」認証制度・「新型コロナ対策推進宣言」を終了します

岐阜県

新型コロナ対策実施店舗向けステッカー制度(第三者認証制度)について

静岡県

ふじのくに安全・安心認証(飲食店)制度

愛知県

「ニューあいちスタンダード宣言店」(通称「『あいスタ』宣言店」)を新たに開始します

三重県

みえ安心おもてなし施設認証制度「あんしん みえリア」について

滋賀県

本認証制度は、令和5年5月7日をもって終了します。(予定)

京都府

新型コロナウイルス感染症5類への位置づけの変更等について

大阪府

ゴールドステッカーの取扱いについて(令和5年5月8日付で廃止予定)

兵庫県

新型コロナ対策適正店認証制度終了のお知らせ

奈良県

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に伴う今後の流れ

和歌山県

認証制度についても5月7日をもって終了

鳥取県

認証店及び協賛店制度に代わる「感染対策宣言店」制度を、5月8日から運用開始します

島根県

「島根県新型コロナ対策認証店」認証制度が終了となります。

岡山県

岡山県飲食店感染防止対策第三者認証制度は、令和5年5月7日をもって終了

広島県

広島積極ガード店ゴールド認証制度は,令和5年5月7日をもって終了

山口県

新規認証の受付は終了しました

徳島県

※本ステッカー制度の終了について(令和5年4月5日)

香川県

かがわ安心飲食店認証制度終了のお知らせ

愛媛県

令和5年3月31日(金)をもって終了

高知県

第三者認証制度である「高知家あんしん会食推進の店認証制度」についても終了を予定

福岡県

電子申請は、令和5年4月19日をもって終了しました

佐賀県

認証基準の改正及び制度の終了について更新しました

長崎県

ながさきコロナ対策飲食店認証制度の終了予定

熊本県

認証制度の終了について

大分県

新型コロナウイルスに関するお知らせ

宮崎県

「ひなた飲食店認証店」の新規申請は、令和5年1月末で終了いたします

鹿児島県

5月8日から5類感染症に変更された場合,これに伴い同日付けで廃止する

沖縄県

沖縄県感染防止対策認証制度終了のお知らせ

 

新型コロナウイルス5類移行後も、誰もが快適に過ごせる店作りを

コロナ禍のピーク時に客足が途絶え、経営に大打撃を受けた飲食店業界。感染症法上の位置付けが5類に移行することで、大型飲食チェーン店を筆頭に店舗内での感染対策も徐々に緩和され、従業員のマスク着用を完全に任意とする動きも見られる。

しかし、来店客からは飲食店の従業員や他の来客のいずれに対しても、マスク着用を求めているようだ。国の基準では、他者のマスクの着脱に関して強いることがないようにと定められているから、どちらの立場を取ったとしても問題はない。

だからこそ、「マスク着用派」と「マスクなし派」の両方が快適に過ごせるように、人と人との間隔を確保することや換気を心がけることが今後も求められるだろう。

テイクアウト・デリバリーの売上・集客アップ術 - 巣ごもり需要の獲得手法を専門家が解説

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域