全国旅行支援(全国旅行割)10月11日スタート。割引内容と宿泊事業者の対応は?

最新ニュース2022.09.28

全国旅行支援(全国旅行割)10月11日スタート。割引内容と宿泊事業者の対応は?

2022.09.28

全国旅行支援(全国旅行割)10月11日スタート。割引内容と宿泊事業者の対応は?

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観光庁は「全国旅行支援」を10月11日より実施すると発表した。鉄道、バス、航空などの公共交通機関での移動を含む旅費において、一泊につき一人あたり最大8,000円の割引が適応される。飲食店などで使用できる地域共通クーポンは平日3,000円、休日1,000円、宿泊費と合わせて1日あたり最大1万1,000円の割引となる。

今回は全国旅行支援の概要や、各宿泊事業者での対応について紹介する。

関連記事:県民割は10月10日まで延長、全国旅行支援は10月11日よりスタートへ。宿泊事業者が対応すべきこと

目次

全国旅行支援とは?

「全国旅行支援(全国旅行割)」とは、コロナ禍が続き、観光業の売り上げが低迷する中、2020年7月実施の「GoToトラベル」、2021年4月実施の「県民割(ブロック割・都民割)」に代替する形で、2022年10月より実施される観光支援事業である。

県民割は該当都道府県もしくは近隣の居住者のみが利用できる制度だったが、全国旅行支援ではエリアの制限はない。

 全国旅行支援
対象者日本国内在住者
期間2022年10月11日~12月下旬予定
割引率最大40%
上限割引額8,000円(交通付き、一泊あたり)
5,000円(上記以外)
地域クーポン券平日:3,000円
休日:1,000円
対象エリア全国の都道府県からの旅行
使用条件下記のいずれかが確認できること
・「利用者はワクチンを3回接種済」である
・「PCR検査の結果が陰性」である
なお、12歳未満は監護者同伴の場合のみ、検査不要

※2022年9月28日現在 
参考:観光庁「全国旅行支援の実施について

宿泊事業者がすべき対応

チェックイン時には、運転免許証や保険証などの住所が確認できる書類と、ワクチン接種歴3回接種済またはPCR検査等による陰性結果の確認が必要だ。

また、利用者全員の同意書(キャンペーン規約、新しい旅のエチケットの遵守、健康管理チェック、クーポンなど)の回収も行い、その書類を事務局へ提出することが求められる。詳しくは各都道府県の事業者専用ページの最新情報を確認、参考にしていただきたい。

全国旅行支援の動向をチェック

政府は新型コロナの感染状況を鑑みながら観光需要を促す支援策として、「Go to トラベル」と「県民割」に続き「全国旅行支援」を実施する。その一方で、9月に入ってもなお、感染は増減を繰り返しているため、今後の動向と政府の発表に注視していきたい。

参考:観光庁「全国旅行支援の実施について

ホテル・旅館業のアフターコロナ経営戦略

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