[アンケート調査]
調査対象:インフォマートのサービスを利用する食品産業・流通・小売従事者
回答者:915名
調査方法:ウェブアンケート調査
調査期間:2022年8月22日~25日
[調査結果サマリ]
・インボイス制度の認知度は8割
・インボイス制度開始に向け、5割以上の企業が年内に準備を開始予定だが、2割は準備未定
インボイス制度の認知度調査
【Q】インボイス制度をご存じですか?
【A】インボイス制度を知っている:「はい:83.5%」、「いいえ:16.5%」
【Q】インボイス制度の開始時期はご存知ですか?
【A】インボイス制度を知っている:「はい:76.3%」、「いいえ:23.7%」
【Q】インボイス制度に対応するため員、インボイス(請求書等)に明細ごとの「税率」と「事業者登録番号」の表記が必要なのはご存じですか?
【A】
どちらも知っていた:「64.7%」
税率の表記のみ知っていた:「5.0%」
事業者登録番号のみ知っていた:「8.7%」
知らなかった:「21.5%」
インボイス制度の対応度調査
【Q】インボイスを発行するためには適格請求書発行事業者になる必要がありますが、「適格請求書発行事業者の登録申請」は完了していますか?
【A】
完了している(申請済み):「37.2%」
申請に向けて準備中:「27.1%」
申請予定はない:「1.7%」
担当部署ではないため分からない:「20.3%」
知らなかった:「13.7%」
【Q】インボイス制度の準備はいつ頃から始めますか?
【A】
すでに始めている:「30.6%」
2022年中:「22.0%」
2023年3月末まで:「7.7%」
2023年6月末まで:「2.8%」
2023年10月1日まで:「5.5%」
未定:「31.5%」
【Q】インボイス制度への対応を進めるにあたり、取引先に案内していることはなんですか?
【A】
自社の対応方針の通知をしている:「7.4%」
取引先の対応方針の確認をしている:「8.6%」
事業者番号の事前共有を依頼している:「4.8%」
免税事業者へ適格請求書発行事業者になることを依頼している:「1.2%」
その他:「6.0%」
分からない:「8.7%」
【Q】免税事業者の仕入れ先に対して、適格請求書発行事業者になることを依頼しますか?
【A】
依頼済み:「3.0%」
施行までに依頼:「24.6%」
依頼の予定なし:「15.1%」
分からない:「57.4%」
システムの利用調査
【Q】インボイス制度に合わせてクラウド請求書などの請求書システムを利用されますか?
【A】
すでに利用中:「14.9%」
利用を検討中:「41.1%」
利用する予定なし:「44.0%」
【Q】いつ頃から利用を始めますか? ※前問にて「利用を検討中」と回答した人に対する質問
【A】
2022年中:「5.8%」
2023年3月末まで:「5.1%」
2023年6月末まで:「1.7%」
2023年10月1日まで:「5.5%」
未定:「23.0%」
インボイス制度に対応するための適切なデータ管理を
2023年10月のインボイス制度開始まで残り1年を切っているが、対応完了の目途が立っている企業がある一方で、まだ制度自体を知らない企業は16.5%、対応未定の企業は31.5%あった。
インボイスのデータ保管は電子帳簿保存法に準じた保存が求められるため、法令の理解やデジタル化した請求書を適切に保管する仕組みの整備も必要となる。これから準備を始める企業は方針を決め、早めの対応を進めていきたいところだ。