値上げ情報一覧
はじめに、2017年に値上げを実施した企業について、各ホームページや報道などをもとに表にまとめた。
ブランド名 | 価格改定商品・内容 | 理由 | 改定時期 |
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いきなり!ステーキ | ■オーダーカットステーキ(税別) ヒレステーキ/1g8.5円 → 9円 アンガスCABサーロインステーキ/1g7.5円 → 8円 鳴尾ブランドサーロインステーキ/1g7.5円 → 8円 ■平日ランチメニュー(税別) ワイルドハンバーグ(300g)/1,000円 → 1,100円 ワイルドハンバーグ(200g)/800円 → 900円 トッピングハンバーグ(150g)/450円 → 500円 | 仕入価格変更 | 2017年 3月1日 |
■ステーキ(税別) リブローステーキ/1g6.5円 → 7.3円 アンガスCABサーロインステーキ/1g8円 → 8.5円 鳴尾ブランドサーロインステーキ/1g8円 → 8.5円 ■ビール(税別) 生ビール/480円 → 500円 グラス生ビール/250円 → 270円 | 仕入価格変更 酒税法改正 | 2017年 7月1日 | |
■ステーキ(税別) リブロースステーキ/1g7.3円 → 6.9円 アンガスCABサーロインステーキ/1g8.5円 → 8.2円 鳴尾ブランドサーロインステーキ/1g8.5円 → 8.2円 ワイルドステーキ 200g/1,100円 → 1,130円 ワイルドステーキ 300g/1,350円 → 1,390円 ワイルドステーキ 450g/1,800円 → 1,850円 ■ドリンク(税別) グラスワイン/500円 → 520円 ボトルワイン/2,500円 → 2,600円 ハイボール/400円 → 420円 | 仕入価格変更 酒税法改正 | 2017年 10月20日 | |
大戸屋 | 生ビール/518円、ミニ生ビール/260円に改定 | 酒税法改正 | 2017年 11月6日 |
香の川製麺 | かけうどん、ぶっかけうどん、ざるうどん(並)/各280円 → 290円 | 水光熱や原材料価格の高騰、人件費の増大 | 2017年 10月1日 |
カレーハウスCoCo壱番屋 | ■ポークカレー、甘口ポークカレー/463円 → 484円 ※一部店舗 ■トッピング商品 ・チーズ/207円 → 217円 ・やさい、ほうれん草/206円 → 226円 | 食材価格の上昇に加え、人件費を中心とした店舗運営コストの上昇 | 2016年12月~2017年12月に順次 |
串カツ田中 | 生ビール、ホッピーセット、サワー、カクテル/390円 → 399円(税別) 角ハイボール/370円 → 390円(税別) | 酒税法改正 | 2017年 7月1日 |
ジョイフル | 一部メニューで10円~100円の幅で値上げ | 人件費をはじめとする諸経費の高騰 | 2017年 10月24日 |
すかいらーくグループ(ガスト、バーミヤンなど) | サイドメニューのほか、ドリンク類など 客単価15円アップ | 最低賃金の増額、出店数の増加による従業員の採用強化、社会保険の適用拡大など | 2017年 10月 |
すき家 | 牛丼(中盛)/470円 → 480円 牛丼(大盛)/470円 → 480円 牛丼(特盛)/580円 → 630円 牛丼(メガ)/730円 → 780円 トッピング各種/+10円 セット/+20円~40円 | 食材価格の高騰と人件費の上昇 | 2017年 11月29日 |
てんや | ■天丼 上天丼/680円 → 690円 オールスター天丼/740円 → 750円 えび野菜天丼/620円 → 630円 ■ドリンク類 生ビール(中)/400円 → 430円など | 昨今の諸物価および人件費の高騰 | 2017年 9月7日 |
天丼/500円 → 540円 小天丼/436円 → 470円 えび野菜天丼/602円 → 650円 海老穴子天丼/908円 → 980円 天ぷら盛合わせ/426円 → 460円 お得天ぷら盛合わせ/825円 → 890円 | 昨今、原材料費・人件費・物流費などコストの上昇 | 2018年 1月11日 | |
鳥貴族 | 全品280円(税別) → 298円(税別) | 原材料や人件費など様々なコストが増加 | 2017年 10月1日 |
長崎ちゃんぽん リンガ―ハット | ■岡山県・鳥取県以西(沖縄を除く)の西日本エリア全店 長崎ちゃんぽん/561円 → 583円 など、10円~30円の値上げ ■全店(沖縄を除く) 「長崎皿うどん」「野菜たっぷりちゃんぽん」「野菜たっぷり皿うどん」の麺増量2倍/86円 → 108円 | 原材料費および物流費の高騰 | 2017年 8月10日 |
とんかつ濵かつ | ■岡山県以西の西日本エリアの店舗 特撰 ロースかつ定食(150g)/1,717円 → 1,825円 など、一部商品を100円~200円値上げ | 昨今の原材料・人件費の高騰 | 2017年 11月1日 |
日高屋(来来軒、らーめん日高、中華一番) | ■ドリンク類 生ビール(中ジョッキ)/310円 → 330円 ビール(中瓶)/430円 → 450円 ハイボール、サワー類/270円 → 280円 酎ハイ/250円 → 260円 生冷酒/360円 → 370円 日本酒/300円 → 310円 ホッピーセット/370円 → 380円 焼酎(お湯・水割)/250円 → 260円 ■サイドメニュー 餃子(6個)/210円 → 220円 餃子(3個)/110円 → 120円 イカ揚げ/320円 → 370円 焼き餃子(テイクアウト)/190円 → 200円 | 原材料価格や物流費の上昇に加え、人手不足を背景とする人件費の高騰 | 2017年 9月1日 |
ラーメン山岡家 | ■ラーメン類 ラーメン(醤油、味噌、塩)/640円 → 650円 特製味噌ラーメン/740円 → 750円 辛味噌ラーメン/740円 → 750円 プレミアム塩とんこつ/850円 → 860円 ■サイドメニュー 餃子/310円 → 320円 チャーシュー丼、ネギマヨチャーシュー丼/320円 → 330円 ミニチャーハン/320円 → 330円 玉子かけご飯/220円 → 230円 | 昨今の食材価格の高騰、配送費用や人件費など各種コストの増加 | 2017年 12月1日 |
※ 各企業HPや一部報道等を参照し、価格改定情報を調査できたもののみ記載
※ 表内の価格は税込価格(表記があるものを除く)
相次ぐ値上げ。その背景には何が?
表にまとめることができたのは、ホームページ等で情報を公表している一部の企業だけであり、値上げを行っている企業はほかにも多く存在する。なぜなら、各企業に値上げ情報を公表しなければならない義務はないからだ。株式会社タナベ経営で飲食業界向けにコンサルティングを行う原氏は、ホームページ等で情報を公表している企業には、かなり親切な印象を受けるという。