欧米で大流行の「コンブチャ」。日本人女性にも人気の理由と飲食店での活用方法

業界ニュース2015.10.28

欧米で大流行の「コンブチャ」。日本人女性にも人気の理由と飲食店での活用方法

2015.10.28
缶タイプのコンブチャワンダードリンク(250ml)

「欧米でのコンブチャブームには注目していましたが、菌株を輸入するとなると輸送や保存に冷蔵が必要でコスト的にも大変なことがネックになっていました。そんな中、米国ワンダードリンク社が唯一出している常温で輸送・保存できる缶タイプと出会ったのです。密閉すると爆発してしまう菌だけが低温殺菌されており、商品として成り立つと見込んで輸入しました」

同社が目をつけた理由は、輸送できる点以外にもあるという。

「もうひとつの理由は、味ですね。このブランドを作ったのは、アメリカの紅茶業界で40年以上活躍されたお茶のエキスパートであるスティーブン・リー氏です。健康に良いから味は二の次ということではなく、飲み物として美味しいかどうかにこだわっている点に大きな価値を見出しました。また、こういう商品に興味を寄せられる方にとって、健康食品色が強過ぎないパッケージも魅力です。小売店の棚から手に取りやすく、オフィスのデスクなどでも置きやすいと思います」

発売以来、取り扱い店舗数は右肩上がりで、好調な広まりをみせているという。

「お取引先様は日々増えている状態です。PLAZA、成城石井、ナチュラルローソン等々、少し価格が高くても本当に良いものをお求めになるお店で置いていただいています。また、ナチュラルフードやオーガニック系のお店をはじめ、一歩先ゆく商品を揃えるセレクトショップなどからも多くのお問い合わせが寄せられていますね」

美容や健康に関するメディアをはじめ、女性誌などでも取り上げられる機会が増えているようだが、今後の広まりについてはどのように見ているのだろうか。

「展開がスタートしてまだ半年も経過していませんが、少しずつ認知度が上がってきて上半期ヒット商品のようなお話もいただくようになってきました。ここからさらに一般の方へも浸透していって、1年後ぐらいにはさらなる広まりを見せてくれると思います」

様々なスタイルで次々と日本に再上陸してきている発酵食品、コンブチャ。既存メニューや商品ラインナップへ上手に取り入れることで、話題性とも相まった人気の品に据えることができるだろう。

コンブチャ(紅茶キノコ)の作り方


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