【Q】食の安心・安全にはどのような対策で取り組まれていますか?
料理は旅館の顔でもありますので、衛生管理は義務化されるHACCPの考え方を取り入れて厳しく実施しています。またアレルギーについては、予約の時点でお客様に伺い、実際に料理を提供する際も念には念をいれて、何重ものチェックを実施しています。
特にアレルギーはお客様の命にも関わり、万が一のことがあると「すみません」では済まされません。お客様は我々を信頼して口に入れてくださっているのだから、その信頼を裏切ってはいけないと、従業員一人ひとりに伝えています。お客様へのアレルギー対応は、予約のカルテに書き込み、調理場、宴会場、フロントも情報を共有することを徹底しています。
お客様に安心して召し上がっていただくためにも、料理に何が使われているのか、確実に把握する必要があります。以前は商品ラベルを頼りにするしかなかったのですが、今は『BtoBプラットフォーム 規格書』で調理場に情報提供しています。情報の更新は各メーカーが行い、私がチェックして承認するフローです。
従業員満足度を向上させ、旅館業の魅力を伝えていきたい
【Q】今後の展望をお聞かせください。
旅館業は、従業員満足度をいかに向上させるかが最も大事だと思っています。従業員が楽しく働いていれば顔や態度にも出ますので、お客様も、自然と感じとられるでしょう。
ITなどのハードを活用し、オペレーションの効率化をはかってより付加価値の高いサービスを提供していきたいです。効率が上がれば業務負担の軽減だけでなく、福利厚生の拡充もはかれます。旅館業はしんどいというイメージを払拭させたいですね。
実際、お金をいただきながらお客様から感謝の言葉もいただく、やりがいのある仕事です。「ありがとう、また来ます」と言葉をかけられたときのなんともいえない達成感、アドレナリンが出るといいますか。もっとお客様のために何ができるかという気持ちが沸き上がる、この気持ちをもっともっとスタッフに味わってもらえたら、魅力を伝えていけたらと思っています。
株式会社指宿白水館
設立:1947年6月18日
事業内容:旅館「指宿白水館」の運営
代表者:代表取締役社長 下竹原啓高
本社所在地:鹿児島県指宿市東方12126-12
企業サイト:http://www.hakusuikan.co.jp/