“ちょっと変わった日常食”をメインに、一品料理業態を展開する~PINSERE JAPAN・久松竜介社長

飲食・宿泊2016.05.30

“ちょっと変わった日常食”をメインに、一品料理業態を展開する~PINSERE JAPAN・久松竜介社長

2016.05.30

“ちょっと変わった日常食”をメインに、一品料理業態を展開する~PINSERE JAPAN・久松竜介社長

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今、日本で「ピンサ」という新しいメニューが、若い女性を中心に注目を集めている。

目次

ピザのような薄い生地の上に、様々な食材を乗せて焼き上げる。ピザよりも食感が軽く、ヘルシーなのも人気の理由だ。2015年10月、東京・原宿に誕生し、日本初のピンサ専門店として多数のメディアにも登場している。夏には早くも2号店の出店を予定し、今後も都内を中心に店舗数を増やす予定という。

店を手がけているのは、株式会社PINSERE JAPANの久松竜介社長。これまで複数の業態経営に携わり、現在も「釜焼鳥本舗おやひなや」など、4社の外食企業の代表や役員として活躍している敏腕経営者に、成功の秘訣と今後の展望について伺った。

「売りたいものを売る」から「売れるものを売る」への方向転換

【Q】経営者としてのルーツを教えてください。

私の経営者としてのスタートは、26歳で始めたフレッシュジュースの屋台でした。注文後にフルーツをミキシングして、目の前で出来たてのジュースを提供するスタイルです。

当時使っていたフレッシュジュースの屋台

その頃の私は、いい素材を、新鮮な状態で、美味しく提供するのだから、このジュースが売れないはずはない。という根拠の無い自信を持っていました。しかし、わずか3年で店を閉めることになってしまって・・・。

今思えば、非常に勉強不足で、売上やその他の数字を全く見ていなかったことに加え、自分が売りたいものを押し付けるばかりで、お客様が求めているものを提供できていなかった事が原因ですね。

【Q】そんな失敗を経て、経営者としての考え方に何か変化はあったのでしょうか?

フレッシュジュースで失敗した後、今も代表を続けている、讃岐うどんや骨付鳥といった香川県の名物料理を扱う業態に携わりました。


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