食品分類ごとに回収理由の多い順からみると、上位10品目中7品目でアレルギーや賞味期限などの不正表示が半数以上を占めた。生鮮品で不正表示が多い理由は、精肉に付属する調味料などで卵や乳などの特定原材料の表示欠落や誤表記による自主回収が目立った。
調味料・スープ、乳製品、飲料では、品質不良の割合が全体の4~6割と最も多かった。冷蔵保管品を常温品として販売した「保管温度違い」や、酵母が残存・増殖したことでの容器の膨張、カビ発生など、包装容器や保管方法による原因が多く見られた。
事業者は不正表示の事前対策を
食品は単価が安い反面、ひとたび事故が起これば消費者の健康被害につながるおそれがあると同時に、回収コストがかかったりブランドや企業のイメージダウンがあったりとさまざまなリスクが考えられる。事業者は問題が起こってから対応するのではなく、事前に情報管理を徹底するなど、事故を未然に防ぐ努力が必要だ。
【参考】
厚生労働省 食品リコール情報検索
※最新の情報は自主回収報告制度(リコール)に関する情報(厚生労働省)をご覧ください。