大手外食企業はどう動く?一覧で見る軽減税率対応まとめ

最新ニュース2019.09.17

大手外食企業はどう動く?一覧で見る軽減税率対応まとめ

2019.09.17

最終更新日:2019年9月25日

大手外食企業はどう動く?一覧で見る軽減税率対応まとめ

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最終更新日:2019年9月25日

目次

消費税の税率引き上げが予定される2019年10月1日が間近に迫ってきた。数字上はたった2%の違いに見えても外食産業にあたえる影響は大きい。増税を価格に反映させるか、据え置きで実質値下げに踏み切るか、飲食店ごとに判断が迫られている。

さらに、増税にともない導入されるのが軽減税率制度。外食産業では主にファストフードやカフェなど、テイクアウトサービスもある業態やデリバリーに適用される(酒類を除く)。同一商品でも、店内利用は標準税率10%、持ち帰りは軽減税率8%と変わる税率を、10月以降そのままあてはめるのか、差をつけず同一価格で提供するのか。同一価格の場合、価格改定を行うのか否か。

各社はどのような動きをみせているのだろうか。現在までに判明している大手飲食チェーンの動向を以下にまとめた。なお、新たな情報が入り次第、記事は随時更新する。

対応は様々、外食企業大手チェーンの軽減税率対応まとめ

業態ブランド名価格
表記
店内利用と
持ち帰りの
税込み価格
税込価格
ファスト
フード   
マクドナルド税込み統一主力商品は据え置き、一部商品で価格引き上げ
ケンタッキーフライドチキン据え置き
フレッシュネスバーガー
モスバーガー税別分ける据え置き
サブウェイ主力商品を価格引き上げ
 牛丼
チェーン
吉野家税別分ける据え置き
松屋税込み統一主力商品は据え置き、一部商品で価格引き上げを予定
すき家主力商品は据え置き、一部商品で価格引き上げ
ファミリー
レストラン  
サイゼリヤ税込み統一持ち帰り商品の価格を引き上げ
デニーズ主力商品は据え置き、一部商品で価格引き上げ
カフェスターバックス税別分ける据え置き
ミスタードーナツ
ドトールコーヒーショップ
その他 天丼てんや税込み統一主力商品は据え置き、一部商品で価格引き上げ
築地銀だこ税別
※店舗形態により表示方法を変更
分ける据え置き
B-Rサーティワンアイスクリーム税込み税込み据え置き

※各企業HPやプレスリリースを参照し、調査できたもののみ記載

テイクアウトやデリバリーをともなう飲食店のメニュー価格は、複数税率に対応しなければならない。税率を確定するため、会計時に店内飲食か持ち帰りかの意思確認が必要になる。

もともと客に確認するオペレーションの業態であればそれぞれの税率を適用させれば良さそうだ。だが持ち帰りと申告しながら店内で食事をした場合の問題や、スピーディでわかりやすい接客を重視し、同一価格を選ぶ企業もある。

価格を統一する場合、多くが現在の価格の据え置きで、実質的には値下げしていることになる。また、主力商品の価格は据え置き、一部商品の価格改定(値上げ)で対応するケースもある。

軽減税率を商機に、中小飲食店もテイクアウト参入などの可能性

複数税率の商品を持たない飲食店であっても増税にどう対応するか、価格設定に苦慮していることだろう。いずれの場合も必要なのは、客が混乱しない価格表示だ。本体価格に店内、テイクアウトそれぞれの税別表示をする、同一価格であれば税込み価格で表示するといったわかりやすさが求められる。

実際に消費税率が引き上げられ、軽減税率制度が開始されると、2%の価格差を活かしたテイクアウトや宅配などが活性化する可能性もある。中小規模の飲食店でも新規参入しやすいサービスが相次いで登場している。もしくはまったく新しいサービスの登場もありえるだろう。増税と軽減税率制度を機に、外食産業にまた新たな動きも出てくることは間違いない。今後も引き続き注目したい。


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