信州大学の材料技術を活用した新しい日本酒が完成しました

掲載日: 2021年07月08日 /提供:長野県庁

更新日:2021年7月8日

信州大学の材料技術を活用した新しい日本酒が完成しました

公益財団法人長野県テクノ財団(以下「財団」)では、文部科学省事業「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」において、信州大学が開発したフラックス法を用いた無機結晶(信大クリスタル※)育成技術の地域展開を支援しています。

この度、株式会社丸世酒造店(中野市)が、信州大学と財団との連携のもと、信大クリスタルで浄水した仕込み水による新たな日本酒を開発しましたのでお知らせします。

※「信大クリスタル」は、信州大学が誇る無機結晶育成技術「フラックス法(フラックス(溶媒)を用いた、物質の融点よりもはるかに低い温度で単結晶を育成する技術)」から生まれた高品質・高機能の結晶の総称で、商標登録されています。

1商品名

純米吟醸勢正宗信大仕込(いきおいまさむねしんだいじこみ)

2製造者

株式会社丸世酒造店(中野市中央2丁目5-12)

(長野県原産地呼称管理制度日本酒認定品(R3.5.17認定))

3特徴

「水」にこだわり、「信大クリスタル」の吸着剤技術を活かして調整した仕込み水は、本来のミネラル分はそのままに、酒づくりに適した水に整えられ、製品の深い味わいとキレの良さにつながっています。

信州の酒づくりの伝統と革新的な先端技術を融合して、甘味と酸味のバランスの良いなめらかな酒に仕上がっています。

4製品詳細

内容量:720ml

原材料名:米(長野県産)、米こうじ(長野県産米)、精米歩合:59%、アルコール度数:16度、今期醸造数:600本

技術協力:信州大学

産学連携支援:財団

5その他

文部科学省「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」については、以下のホームページをご覧ください。

(URL)https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/program/1367366.htm(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

関連資料:プレスリリース資料(PDF:296KB)

関連資料:プレスリリース添付資料(PDF:937KB)

お問い合わせ

所属課室:産業労働部産業技術課

担当者名:水内直善

電話番号:026-235-7196

ファックス番号:026-235-7496

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