子供連れの外食ニーズは高まっている
「ウチに来店して頂ければ実感すると思います。ここでは少子化の波を感じることはありません。私にも幼い娘がいますが、地域の集まりに参加すると、同世代の親が大勢いることに気づきます。たしかにターゲットのボリュームゾーンは狭いかもしれませんが、その分、ターゲットを絞って魅力を届けることができれば、響くと思います」
外食店が飽和状態の現在では、個性のないお店が生き残るのは難しい。ニッチなマーケットを狙った店舗づくりを行うことで、個性が際立ち、注目を集めることができる。一体どんな工夫をしているのだろうか。
「乳幼児の子供を連れてママさんたちが集まって、お食事やお話を気兼ねなくできる場所というのは、これまでなかなかありませんでした。ウチには“ママをお姫様にしよう”というテーマがあります。お子様に焦点を当てることは当然として、さらに上を目指し、ママさんたちの満足度を上げることを意識しています」