FOODCROSS conference2022展示会レポート(後編)~外食編~

特集記事2022.10.26

FOODCROSS conference2022展示会レポート(後編)~外食編~

2022.10.26

FOODCROSS conference2022展示会レポート(後編)~外食編~

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フード業界のビジネス機会を創出するイベント『FOODCROSS conference 2022』が9月22日、寺田倉庫 WHAT CAFEにて開催された。2021年に続いて2度目の開催となった当イベントは、改めて"食"への向き合い方を見つめ直し、「みんなが知りたいお店づくりノウハウ」「笑顔を引き出すテック活用術」「フード業界の新たな収益源」「繋がりが生むフード業界の成功事例」の4つをテーマとした、飲食店や食品卸、食品メーカー、生産者、その他の関連サービス事業者など、食に関わるすべての人がつながり、ともに未来を考えるための体験型のイベントだ。

展示会レポート後編では、出展した22社のうち、外食に関連する出展社の取り組みとメッセージを紹介していく。

<出展社一覧>

関連記事:FOODCROSS conference2022展示会レポート(前編)~食品卸・メーカー・生産者編~

目次

手軽に始められるバーチャルレストランシステム

AETA WORLD/株式会社TGAL

株式会社TGAL(テガル)が展開している『AETA WORLD』は多くのブランドの中から、外食企業が自店舗に合わせたブランドを選び、フードデリバリーサービス(Uber・出前館など)を介して注文を取り、注文者へ届けるサービスだ。イートイン・フードデリバリー・テイクアウトの他に、「AETA WORLD(バーチャルレストラン)」として新たな収益を上げることが可能となる。

「バーチャルレストランの開業で終わらず、開業後の収益向上の方法も伝授・サポートし、新たな収益の確保をご提供します。お客様からはサポートにも高い評価をいただいております。コロナ禍の飲食店さんに、このようなサービスがある事を知っていただき、少しでもお役に立ちたいと願っております」

 

140店舗を超える実績。行列のできるラーメンを職人レス&超簡単オペレーションで実現

ラーメンプロデュース・フリーネームフランチャイズ/株式会社テイクユー

株式会社テイクユーでは、職人レス&超簡単オペレーションで行列ラーメン店の味を実現。さらに契約企業の独自屋号を推奨することにより、ロイヤリティゼロで高い収益モデルを目指せる。個人店が有利なラーメン業界において、オリジナル屋号で開業ができる。こだわりのある個人店らしさを訴求しながらも、裏側ではチェーンオペレーションでの運営が可能となる。

「コンセプトは“誰でも簡単に美味しいラーメンが作れる”です。自身の経験から、ラーメン店のキッチンの作業をもっと楽にしたい、最高のラーメンを提供したい、という思いが原点です。開店・卸以外に、ご当地ラーメンのメニュー開発も積極的に取り組んでいます」

 

DXで、飲食店舗のオペレーションに変革を

HANZO/株式会社Goals

株式会社Goalsは日本初の飲食店特化型AI自動発注システム『HANZO』を開発、提供している企業だ。“フードビジネスの利益率とスケーラビリティを最高水準に”をミッションに掲げ、フードビジネスに関わる企業の生産性と持続性を最大化する仕組みを作っている。『HANZO』では、曜日・天気・季節による注文メニューのトレンドなども加味した売上予測・食材の発注表作成をAIが行う。

「店長やベテランスタッフが、熟練の勘と経験で行なっていた発注業務を、誰でも・短時間で・簡単に実施できるようにするサービスです。AIのサポートにより発注表が自動作成されるため、経験の浅いスタッフにも発注業務を任せていただけるほか、ご発注による食材ロスも減らすことができます。スタッフの業務レベルの統一化ができるため、チェーン展開している飲食店様へ特におすすめしたいサービスです」

 

飲食店に、もうひとりのマネージャーを

V-Manage/株式会社Restartz

V-Manage(ブイマネージ)』は理想的な店舗運営を実現するためのツールだ。店舗への指示、タスクのチェック、新人教育、衛生管理などの煩雑な管理はシステムに任せることで、消費者が本当に求めているサービスにリソースを活用できるようになる。マニュアルをアプリ内で管理できるため、従業員の教育体制の強化と省人化を強化しつつも、複数の飲食店管理が可能だ。

「マネージャーのタスクを時系列で見える化でき、店舗スタッフが作業や確認事項を進めていくことができる、人材不足、作業コストの低減、スタッフ教育に寄与するサービスです。マネージャーの雑務を減らし、お客様へのサービス向上を支援します。飲食店に“もうひとりのマネージャー”を導入するイメージです」

 

新たな仲間としてスタッフとともに働く配膳ロボット

Servi/株式会社Food Technologies

Servi(サービィ)』は、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボットだ。ソフトバンクロボティクスの『Servi』に、業界ニーズに合わせたオプション追加し、新たな付加価値と市場創造を行う。スタッフが配膳・下膳の時間を接客に使い、サービスクオリティを向上することで顧客満足度の向上が目指せる。

「リリースから1年半で多くの導入実績があり、お客様からは信頼と喜びの声をいただいております。コロナ禍において接触リスクを下げながら時給300円で元気に働くロボットを、人材不足・経費削減にお困りの飲食店の皆様にお役立ていただきたいと思っております」

 

最も使い勝手のよい日次決算ツール

れすだく/株式会社イー・カムトゥルー

れすだく』は飲食店の重要な指標である売上、人件費、食材費をPOSシステム等と連携して自動収集し、日次決算やFL比率、ABC分析などの営業分析を簡単に見える化する“飲食店専用日次決算プラットフォーム”だ。店舗毎で違うPOSを使っていても、『れすだく』を使用することで統合管理が可能になる。日次決算の業務削減することで、人間にしかできない業務へ注力できる環境を提供している。 

「店舗から本部への業務報告を『れすだく』で共有できるほか、入金情報とPOSデータの照合もできるため、管理部門の効率化・時短効果を喜んでいただいております。他のシステムからのデータも共有して、売上・経費・予算なども一元的に表示できる“店舗の経営を見える化”するシステムです」

 

LINE × モバイルオーダーでリピーターを創出

dinii/株式会社dinii

dinii(ダイニー)』では、「“飲食”をもっと楽しくおもしろく」というミッションのもと、飲食店向けのモバイルオーダーを開発・提供する。 テクノロジーの力を活用して飲食ビジネスを楽しくやりがいのあるものにするために挑戦している。従来のモバイルオーダーでは取得できなかった顧客属性や食事嗜好などのデータを蓄積・活用し、より顧客との繋がりを強める飲食店運営をサポートする。

「LINEと連携したモバイルオーダーのため、顧客の過去来店履歴・喫食のデータを可視化し、お店のファン(リピーター)を増やす施策立案から実行までをトータルにサポートしています。また、スタッフの持つハンディにもそれらの情報が表示されるため、来店されたお客様に合わせたサービス提供にも貢献できるサービスです」

 

飲食店特化型自動集客アプリ

リピつく/株式会社クリエイティブプレイス

リピつく』は、弊社飲食店経営の経験をフルに活かしたシステム/サポート内容が強みの店舗アプリサービスだ。「来店データ/属性に応じた販促通知(アンケート)の自動配信化」「アプリで取得した全てのデータをダッシュボードで視覚化」「開発前段階からの設計提案及び導入後の支援」等が大きな特徴となる。導入して使われないアプリではなく、導入後もしっかりと利益貢献ができるシステム開発、サポートを行っている。

「お客様には来店ポイントの付与やガチャ機能でアプリのダウンロードを促し、お客様から得た情報はスマートフォンだけで見ることができます。複数店舗運営している事業者様には、各店舗の状況を判断するのに非常に有益なツールです。飲食店の皆様に、『リピつく』を使って集客を最大化していただきたいと思っています」

 

面倒なシフト管理をカンタンに。労務管理にも

らくしふ/株式会社クロスビット

シフト管理システム『らくしふ』は、従来では紙やエクセルで管理していたシフト管理をデジタル化するサービスだ。現場の負荷軽減はもちろん、人件費率の最適化や労務リスク軽減など、より現場運営に専念できる体制構築のサポートをする。利用事業所数は16,000、継続率99.4%となっており、多くの企業に選ばれている。労務管理機能や、複数店舗をまたいだ柔軟なシフト作成も可能だ。

「忙しい店舗運営の、現場の負担と手間を少しでも減らしたい。その思いから開発したシフト管理システムです。LINEで回収した希望シフトがクラウド上に集約され、工数をかけず理想的なシフトを作成することができます。現場の負担が軽減した、人件費が適正化された、との評価を多数いただいております」

FOODCROSS conference 2022

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