東京都、LINEでワクチンパスポート開始。事業者の申請方法と外食・宿泊業の優待内容まとめ

業界ニュース2021.11.17

東京都、LINEでワクチンパスポート開始。事業者の申請方法と外食・宿泊業の優待内容まとめ

2021.11.17

東京都、LINEでワクチンパスポート開始。事業者の申請方法と外食・宿泊業の優待内容まとめ

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東京都はLINEを活用してワクチンの接種記録を登録できるアプリ『TOKYOワクションアプリ』を11月1日リリースした。ワクチンパスポートとして協賛する飲食店や小売店などに提示することで、消費者はさまざまな優待を受けることが可能になる。

この機会に自社でも優待や特典を活用し、集客に役立てたいと考えている方も多いのではないだろうか。現時点で発表されているワクチンパスポートの優待内容と、協賛企業としての申請方法をまとめた。検討している事業者は前回のワクチンパスポートの記事と合わせて参考にしてほしい。

目次

『TOKYOワクションアプリ』とは

『TOKYOワクションアプリ』は、東京都が提供しているLINEを活用して新型コロナウイルスのワクチン接種状況を登録できるアプリのことだ。ワクションは“ワクチンとアクション(行動)をあわせた言葉(東京都)”としている。

自身のスマホ端末にインストールして接種記録を登録すると簡易的なワクチンパスポートとして活用でき、協賛する店舗でアプリを提示すると優待が受けられる。登録受付は2021年11月1日から始まっており、ワクチン接種記録の登録者数は17日時点で22万人、協賛企業は160社を超えている。

事業者が協賛するメリット

今回のキャンペーンはワクチン接種の促進が主な目的だが、事業者のメリットとしては集客効果があるだろう。日本のワクチン2回目接種率は、20~64歳で81.5%(2021年11月15日現在)と高い。優待サービスを提供することで、自店舗から遠のいた客足を戻すことが期待できる。

また、新規感染者数が全国的に減っているとはいえ、第6波、第7波の懸念は残っている。コロナ禍の取り組みとしてお客にPRすることで、感染リスクを避ける消費者は店を選ぶ際の参考にすることもできるだろう。

優待を受けられる対象と提供期間

アプリのインストール後、特設サイトからTOKYOワクションアプリのLINE公式アカウントに登録を済ませて、本人確認書類(健康保険証・運転免許証ほか)とワクチン接種記録の写真をアップロードすることでワクチンパスポートとして利用できるようになる。主な使い方は、アプリから応募する特典と、まちなかで使える特典の2種類ある。

 アプリで応募する特典まちなかで使える特典
期間◎第1回特典への応募
2021年11月15日(月)11:30~2021年12月15日(水)7:59
◎第2回特典
後日公表予定
サービス提供店舗による
利用方法アプリに接種記録などを登録した後、アプリのマイページから応募できる。TOKYOワクションのステッカーを掲示されているお店でマイページを提示すると特典が受けられる。

 

飲食店、ホテル・旅館の『まちなかで使える特典』

ここからは、どのような事業者が本アプリに協賛しているのか、また受けられる優待にはどのようなものがあるのかを一覧で紹介する。

飲食店

店名優待内容
虎ノ門ヒルズ森タワー(レストラン街)会計10%OFF、100円OFF、ドリンク1杯サービス、焼き菓子サービスなど
六本木ヒルズドリンク1杯サービス、会計3%OFF、5%OFF、10%OFF、など
表参道ヒルズ会計5%OFF、20%OFF、ソフトドリンク1杯サービス、デザートサービスなど
ヴィーナスフォートヴィーナスフォート館内23店舗で使用可能な割引クーポン「グルメクーポン」を進呈
有明ガーデン平日限定で先着100名様に対し、ドリンク無料券を進呈
豊洲市場1,000円以上の飲食や買い物をしたアプリ登録者先着2,000名に1枚300円相当のクーポン券を進呈
もんじゃ・お好み焼き 嵯峨野Sサイズドリンク1杯サービス
割烹 峰屋次回来店時に使える10%割引クーポン券をプレゼント
ラフォーレ原宿フード注文時、トッピング1点無料
イオンモール幕張新都心
イオンレイクタウンmori
モラージュ菖蒲
会計10%OFF
digs+立川店 会計4,000円以上で700円以下のドリンク1杯無料

 


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