食に関する志向 70代を除く全ての年代で「経済性志向」が上昇<消費者動向調査(2023年1月調査)>

掲載日: 2023年02月28日 /提供:日本政策金融公庫

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株式会社日本政策金融公庫

食に関する志向 70代を除く全ての年代で「経済性志向」が上昇
< 消費者動向調査(令和5年1月調査)>


日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、「消費者動向調査(令和5年1月調査)」を実施しました。食に関する志向、日本の将来の食料輸入についての考えについての調査結果を紹介します。

調査結果のポイントは以下のとおりです。

【食に関する志向】

○ 食に関する志向は、令和4年7月調査(以下、前回調査)に引き続き「健康志向」「経済性志向」「簡便化志向」が3大志向となった。「健康志向」(39.8%、前回比▲2.3ポイント)は3半期連続で低下した。「経済性志向」(38.3%、前回比+2.2 ポイント)、「簡便化志向」(35.2%、前回比+1.4 ポイント)は上昇した。

年代別では、「経済性志向」は 70 代を除く全ての年代で上昇した。

○ 食料品を購入するときに国産品かどうかを「気にかける」割合(69.7%、前回比+2.1ポイント)は上昇。「気にかける」と回答した方にその理由について聞いたところ、「安心・安全だと思うから」(75.9%)が最も高く、次いで「おいしいから」(26.1%)、「国産品を食べて、日本の生産者を応援したいから」(25.4%)、「新鮮だから」(25.3%)の順となった。

年代別では、「国産品を食べて、日本の生産者を応援したいから」は 60~70 代で3割を上回り、「おいしいから」は年代が低くなるほど高い傾向となった。

○ 輸入食品に対するイメージについて、価格が「安い」の割合(45.1%、前回比▲1.6ポイント)は、前回調査に引き続き5割を下回った。

【日本の将来の食料輸入についての考え】

○ 日本の将来の食料輸入について、「ある程度不安がある」(53.8%)、「非常に不安がある」(25.7%)を合わせた“不安がある”とする回答は 79.5%となった。

年代別では、「非常に不安がある」は年代が高くなるほど割合が高い傾向となった。

○ 日本の将来の食料輸入について“不安がある”と回答した方に、その理由について聞いたところ、「国際情勢の変化により、食料や生産資材の輸入が大きく減ったり、止まったりする可能性がある」(61.8%)が最も高くなった。

■詳細は、添付のレポートをご参照ください。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_230228a.pdf

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