パレスチナ
ジェリコ農産加工団地(JAIP)でのパレスチナ・ビジネス繁栄センター開所式 及び
ヒシャム宮殿遺跡大浴場保護シェルター開所式への茂木大臣の出席
令和3年8月17日
パレスチナを訪問中の茂木外務大臣は、現地時間8月17日午後3時30分（日本時間同日午後9時30分）から約15分間、日本が推進する「平和と繁栄の回廊」構想の旗艦事業である「ジェリコ農産加工団地（JAIP）」の、パレスチナ・ビジネス繁栄センター（The Palestinian Business Prosperity Center）の開所式に出席し、オサイリー国民経済庁長官（H.E. Mr. Khalid Al=Osaili, Minister of National Economy）から、同センターの概要について説明を受けました。その後、同日午後4時（日本時間同日午後10時）から約15分間、「ジェリコ・ヒシャム宮殿遺跡大浴場保護シェルター建設及び展示計画」で日本が支援したヒシャム宮殿遺跡大浴場保護シェルターの開所式に、マアーヤ・パレスチナ観光・遺跡庁長官(Ms. Rula Maaya, Minister of Tourism and Antiquities)と共に出席しました。
【参考1】パレスチナ・ビジネス繁栄センター
パレスチナ・ビジネス繁栄センターは、日本の支援によってJAIP内に建設された施設。通称パルプロ・センター。パレスチナの起業家や中小企業をICTやファブラボを通じて支援する施設。
【参考2】ヒシャム宮殿遺跡
パレスチナのジェリコにあるヒシャム宮殿遺跡は、ウマイヤ朝時代（8世紀）の初期イスラム建築の代表的な文化遺産であり、大浴場のモザイク床は単体では中東最大級（約825m2）。一般文化無償資金協力「ジェリコ・ヒシャム宮殿遺跡大浴場保護シェルター建設及び展示計画」では、大浴場モザイク床の保護、展示施設の整備を支援した。
