特注家具・木工を手がける株式会社アーティストリー(愛知県春日井市 https://www.artistry.co.jp/ )の木工サウナー大西は、建築設計者やホテル事業者などプロフェッショナル向けのサウナ視察研修を実施しました。

本研修には、組織設計事務所やスーパーゼネコン、アトリエ系設計事務所、ホテル運営事業者などが参加し、サウナを活用した空間価値の創出や事業性について学びました。
◆企画経緯
「良いサウナは、プロジェクトの源流から生まれる」
近年、全国でサウナ施設の開発が加速しています。一方で、単にデザイン性の高いサウナを設置するだけでは、施設の魅力や事業価値を最大化することは難しいとされています。
株式会社アーティストリーの大西は、より良いサウナを日本に増やすためには、プロジェクトの源流である事業者や設計者のサウナリテラシー向上が不可欠だと考えています。
サウナの本質的な魅力、導入メリット、市場動向、投資効果などを理解した上で、その土地や施設の個性に合わせたサウナを構想することが、結果として施設価値の向上につながるからです。

北こぶし知床ホテル&リゾート

宿坊大泰寺

こまき楽の湯

KIWAMI SAUNA OSU
大西はこれまでホテル、オフィス、大型施設、古民家再生、お寺など多様なプロジェクトでサウナの企画監修から設計施工に関わってきました。近年は、自社プロジェクトに限らず、設計者からサウナ監修の相談を受ける機会も増え、アドバイザーとして参画することも増えています。
しかし、開発企画・設計・施工のすべてを横断して学べる機会は建築業界でもまだ少なく、サウナのニーズ拡大に対して知見共有の場が不足しているのが現状です。
そこで今回、複数企業が同時に参加し、実際の施設を体験しながら学ぶ視察型研修を企画しました。
研修先はサウナシュラン殿堂入り「北こぶし知床ホテル&リゾート」
研修は2026年3月上旬、北海道の現地にて2泊3日の日程で実施されました。
同施設は「今行くべきサウナ」を表するサウナシュランで数少ない殿堂入りを果たしており、日本を代表するサウナホテルとして知られています。
ホテル公式HP https://www.shiretoko.co.jp/
サウナシュラン公式HP https://www.saunachelin.com/
大西にとっても、この施設は自身が手がけたサウナの処女作であり、今回の研修では実際の施設体験に加え、ホテル経営者からサウナ導入後の投資効果や来客層の変化、ブランディングへの影響などについて直接話を聞く機会が設けられました。

同ホテルの桑島大介社長、桑島敏彦専務より参加者へレクチャー


参加者は、サウナを単なる付帯設備ではなく、施設のブランド価値を高める掛け算としてどう設計するかについて理解を深めました。
◆参加企業
・株式会社三菱地所設計
・株式会社日建設計
・株式会社竹中工務店
・大成建設株式会社
・株式会社ALKU
・ホテルプラザオーサカ
◆今後の展望
株式会社アーティストリーでは、今後も建築・ホテル業界のプロフェッショナル向けの個別研修だけではなく、全体のサウナ視察や研修企画を継続し、サウナを通じた空間価値創出の知見を共有し、業界の繋がりを広げ、日本のサウナの発展に貢献していきます。
◆主催者情報

大西 功起
株式会社アーティストリー 取締役
木工サウナー
フィンランド大使館認定サウナビルダー
1985年生まれ。名古屋芸術大学卒業後、家具メーカーを経てアーティストリー入社。5軸CNCオペレーターとして多様なプロジェクトに参画し、現在は3DX木工の知識、技術を活かした新規営業企画を担当。
「木工サウナー」としてサウナの企画監修~設計製作、イベントなどでの講演登壇まで幅広い分野で活動。2023年、本場フィンランドにて、フィンランド大使館主催のビルダー研修に1期生として参加。








