エノテカ株式会社
老舗シャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール社がスタンダード・キュヴェを35年ぶりに刷新。革新的な 『コレクション242』 発売
エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:黒木 誠也)が、日本における正規独占代理店契約を締結しているシャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール社は、これまでスタンダード・キュヴェとして販売していた「ブリュット・プルミエ」を 35 年ぶりに刷新し、新たなスタンダード・キュヴェを「コレクション」とし、『コレクション 242』を 10 月 1 日から全国発売します。
「コレクション」は、毎年同じ味わいを目指すのではなく、ブレンドによって異なるヴィンテージやテロワールを表現する、新しいコンセプトのスタンダード・キュヴェです。ブドウ栽培の北限といわれ、ブドウが完熟することが難しかったフランス・シャンパーニュ地方では、生産量の多いスタンダード・キュヴェは複数のヴィンテージワインから造られるリザーヴワインを使用し、ハウススタイルの一貫性を重視したスタイルが一般的です。ルイ・ロデレール社では、温暖化の影響と 2000 年以降、オーガニックやビオディナミ栽培※1に転換したことにより、ブドウの熟度が格段に上がり、安定的に高品質なブドウが収穫できるようになったことで、「コレクション」を実現しました。 「コレクション」は、複数年のリザーヴワインに、その年に収穫したブドウを使って造られるベースワインをブレンドすることで、収穫年とテロワールの個性が加わり、唯一無二のブレンドに仕上がります。リザーヴワインには、大樽で熟成をさせたリザーヴワインと、2012 年から毎年ワインを継ぎ足し熟成させたパーペチュアル・リザーヴワイン※2の 2 種類を使用し、繊細で、複雑な味わいが特長と言われるルイ・ロデレール社のスタンダード・キュヴェの一貫性を確保しています。
ラベルには、ヴィンテージごとに 3 桁の数字を表記し、創業年からのアッサンブラージュの回数をナンバリングし、バックラベルにはリザーヴワインのヴィンテージ情報を記載することで、ワインの熟成や飲み頃に関する情報を伝えます。
※1:有機栽培の手法のひとつで、月の運行をベースにした暦に従い独自の調剤を適切に使用する農法。
※2:パーペチュアルは“永続的な”を意味し、シェリーのソレラ・システムのように毎年継ぎ足し熟成させるリザーヴワインのこと。
1776年に創業し、240年以上の歴史を持つ家族経営のシャンパーニュ・メゾンであるルイ・ロデレール社は、「世界で最も賞賛されるシャンパーニュ・ブランド」に輝いた実績※3を持ちます。「ワイン造りは優れた畑仕事から始まる」という考えのもと、大手シャンパーニュ・メゾンとしては珍しい242haもの自社畑を所有し、その約半分もの畑でビオディナミ農法を実践しています。シャンパーニュ地方でも最大規模のビオディナミの畑を持つ生産者であり、常に自然に寄り添ってブドウを栽培することで、優れた畑が持つ力を最大限に表現するシャンパーニュを生産しています。「コレクション」には20~30%の割合で契約農家のブドウが使用されますが、ルイ・ロデレール社では契約農家のための特別チームを結成し、テロワールにあった栽培方法や収穫時期を細かく指導することで、総合的な品質向上に努めています。
※3:英国のアルコール飲料専門誌・ドリンクス・インターナショナルが選ぶ「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2021」において2年連続「第1位」に選出。
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