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令和3(2021)年度栃木県学校給食優良学校等表彰について
令和3(2021)年度栃木県学校給食優良学校等表彰の被表彰校等を下記のとおり決定しました。
この表彰は、学校給食実施上、優れた成果をあげてきた学校及び学校給食共同調理場並びに学校給食に特に功労のあった個人及び団体等を、栃木県教育委員会教育長が表彰するものです。
なお、表彰式は12月21日(火曜日)に開催予定の第16回栃木県健康教育研究大会の中で執り行います。
記
1 大田原市立野崎中学校
【功績概要】
栄養教諭・学校栄養職員が未配置の学校であるが、大田原市の管理栄養士や他校の栄養教諭と連携し、食に関する指導を推進している。学校や地域の実態に合わせて食に関する指導の全体計画の整備を行い、学習指導や生徒指導、キャリア教育などと関連させた横断的な取組を行っている。
また、地産地消の献立が充実しており、給食を生きた教材として活用するとともに、食物アレルギーの対応のための校内研修や情報共有に力を入れている。さらに、感染症対策を意識し、衛生面に関して徹底した給食指導が行われている。
2 水沼 由美子 氏(宇都宮市立清原中学校 栄養教諭)
【功績概要】
生徒一人一人に食への興味・関心を持たせ、望ましい食生活を実践する態度や能力を身に付けさせることを目指し、食に関する指導に積極的に取り組んでいる。地場産物や郷土料理を献立に取り入れ、給食を生きた教材として活用している。また、自作教材を作成し各教科等の食に関する授業に積極的に参画している。
令和2年度に紙面開催した「第61回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会栃木大会」においては、「第1分科会:栄養教諭を中核とした単独実施校における食に関する指導の在り方」の研究発表を行った。
3 土屋 久恵 氏(栃木市立岩舟小学校 教諭)
【功績概要】
食に関する指導の全体計画を整備し、全教職員の共通理解を図り、給食の時間はもとより各教科や特別活動等学校の教育活動全体を通して食育を推進している。縦割り班や地域の方との交流給食など、様々な形態での会食を企画し、交流の場の提供に努めた。また、食物アレルギーを有する児童の保護者に対して、きめ細かな個人面談を実施し保護者から信頼されている。
平成25年度の文部科学省委託授業「栄養教諭を中核とした食育推進事業」では、「食に関する指導実践事例集」の作成委員となり実践協力を行うなど、他の栄養教諭・学校栄養職員の模範となっている。
4 中田 智子 氏(栃木市立大平中学校 栄養教諭)
【功績概要】
文部科学省委託事業である平成19年度「地域に根ざした学校給食推進事業」、平成20年度「子どもの健康を育む総合食育推進事業」、平成21年度「栄養教諭を中核とした食育推進事業」を通して、給食指導の充実に貢献した。平成25年には「栃木市学校給食における食物アレルギー対応マニュアル」を作成し、栃木市における学校給食の食物アレルギー対応の統一に貢献した。
また、平成26年度には、学校給食における食物アレルギー対応指針作成委員(文部科学省)、平成28、29年度、令和元年度には「全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会」分科会指導助言者を務めるなど、全国の栄養教諭・学校栄養職員から信頼される存在である。
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学校安全課 保健・給食担当
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