
おかしの館はしだて(住所:京都府与謝郡与謝野町字男山801-4)にて販売する看板商品が「もち入り丹後の”あんぱん”」です。販売をはじめた2011年度は約5500個の販売でしたが、13年にわたる試行錯誤の末、2024年度には約15倍の80,000個超え*を販売する新記録を達成しました。
*この数は、2024年4月1日~2025年3月31日の期間、お菓子の館はしだてで製造した「もち入りあんぱん」の総販売数です。店舗での直売と、グループ店舗(道の駅ようか但馬蔵・赤石屋SHOP)での販売数も含みます。

はみ出すほど具たっぷり

こぢんまりしたカワイイサイズ感
もち入り丹後の”あんぱん”とは
十勝産小豆の粒あんを使用し、ぎゅうひ餅と一緒に包み込んだ、まるでお饅頭のようなあんぱんです(1個270円)。”はみ出すほど具たっぷり”にこだわっているため、繊細な包む工程はすべて手作業。多い日には800個を超えるあんぱんを、職人の手で一つ一つ丁寧に包み込み、焼き上げています。

一度に焼けるのは最大30個。1日に何度も焼き上げます。

店頭でぎっしり並ぶあんぱん。観光バスが到着すると一気にに売り切れることも。
【お菓子の館はしだて】
販売店舗の”お菓子の館はしだて”は、日本三景”天橋立”の絶景を楽しめるカフェ&ギフトのお店です。店内のベーカリーで焼き上げる約15種類のパンは、観光客のみならず地元の方にもご好評を頂いております。

店内で焼き立てパンを提供

天橋立を一望できるカフェ店内
もち入り丹後の”あんぱん”の誕生
「もち入り丹後の”あんぱん”」は、店舗のリニューアルを機に誕生した商品です。前身の「ドライブインはしだて」から「お菓子の館はしだて」に変更する際、地元の方にも利用しやすい店舗にしようとの想いで新しくベーカリーシステムを導入。焼き立てのパンを提供しています。あんぱんもリニューアル直後より「もち入りあんぱん」として販売を開始しました。オープン初年度にあたる2011年度、あんぱんの販売個数は約5500個。当時はまだ、焼きたてで提供するパンの1商品に過ぎず、突出した販売数を出すことはありませんでした。
オープンから3年後の2014年。もっと地域の魅力が伝わる看板商品を作れないか?この土地の強みを活かした新商品の開発を進める中で、私たちが注目したのがあんぱんでした。天橋立のお土産にもなる”あんぱん”を作れば、もっと多くの方に喜んでいただけるのではないか?天橋立の代表的な銘菓「知恵の餅」をヒントに、お餅とあんこをしっかり感じていただけるようバランスや分量に調整。お土産として利用できるようなパッケージにもこだわりました。こうして2012年より「もち入り丹後の”あんぱん”」としてリニューアルし販売を開始しました。

パッケージロゴ

橋立銘菓の「知恵の餅」
コロナ禍を経て新名物へ
「もち入り丹後の”あんぱん”」は販売開始後より、お土産になる可愛いサイズ感や、具たっぷりのおいしさから口コミで順調に販売数量を増やします。
ところが2020年、コロナ禍のため初めて大きく販売数量を落とし、店舗売上も急減する苦境に陥りました。この時、助けていただいたのは地域住民の方々でした。試行錯誤してきた「ご当地あんぱん」を地元の方に買い支えていただき、何とかこの苦しい時期を乗り越えることができました。
2023年からは勢いを取り戻し、人気の高さから日和山観光グループの店舗である「道の駅ようか但馬蔵」や「赤石屋ショップ」での取り扱いを開始。各店舗でも多くの方に喜んでいただけ、大きく販売数量を伸ばすことにつながります。そして2024年度、80,000個超を販売し新記録を樹立。販売開始当初に比べると、なんと約15倍にまで販売個数を伸ばすことができました。
販売数が伸びただけでなく朝ドラ”あんぱん”の放映などもあり、メディアでも取り上げられるなど、天橋立の新名物として注目が高まっています。2025年4月、京都府広報課の運営されるサイト「KYOTO SIDE」では京都の個性派ご当地「あんぱん6選」の1つとして紹介されています。
今後も地域に根差した商品として、多くの方にこの味を届けてまいります。
開発者コメント(店長:黒田)
多くの方にこの商品をお召し上がりいただけ、大変うれしく感じています。
私たちのお店は決して大きな店舗ではありません。それでもお客様、地域住民・観光事業者のみなさま、そしてスタッフの皆さんのご協力のおかげで、想像もしていなかった大きな数字を達成することができました。
今後も1人でも多くの方に手に取っていただけるよう、1つ1つ丁寧に焼き上げ、ご提供してまいります。
店舗概要
お菓子の館 はしだて
住所:〒629-2261京都府与謝郡与謝野町字男山801-4
TEL:0772-46-4500
URL:https://www.asita.co.jp/okashi/okashinoyakata-hashidate.html

運営会社
アシタ日和山株式会社(日和山観光の100%子会社)
URL:https://www.asita.co.jp/index.html
親会社
日和山観光株式会社
URL:https://marineworld.hiyoriyama.co.jp/hiyoriyama/