阪神電気鉄道株式会社とゼロカーボンベースボールパークパートナー契約を締結

掲載日: 2025年03月13日 /提供:アサヒ飲料

ゼロカーボンベースボールパーク内でのペットボトルの回収を開始

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、2025シーズンから、阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪、社長:久須勇介)と、「ゼロカーボンベースボールパークパートナー」の契約を締結します。
 


阪神タイガースファームの新たな本拠地であるゼロカーボンベースボールパーク※1は、太陽光発電や蓄電池といった再エネルギー設備の導入、徹底した省エネルギー化とごみ発電の余剰電力の活用により電力消費に伴うCO2排出を実質ゼロとする施設です。この取り組みが環境省に評価され、脱炭素先行地域※2にも選出されています。アサヒ飲料は、この取り組みに賛同し、2025シーズンからゼロカーボンベースボールパークパートナーとしてゼロカーボンベースボールパーク内に「CO2を食べる自販機」の設置およびゼロカーボンベースボールパーク内のペットボトルの回収・リサイクル率向上に向けた取り組みをサポートします。



※1:2025年3月開業。所在地:兵庫県尼崎市
※2:ゼロカーボンベースボールパークは、尼崎市と阪神電気鉄道株式会社が共同提案し、2022年4月26日に環境省から第1回「脱炭素先行地域」に選定されました

■ゼロカーボンベースボールパーク内のペットボトル回収・リサイクル率向上に向けた取り組み
 ゼロカーボンベースボールパーク内でのペットボトルの回収率とリサイクル率の向上のため、お客さまに回収協力の呼びかけを行います。回収したペットボトルが分別されきれいな状態であることが、リサイクル率の向上において重要な要素となるため、ペットボトルのキャップ・ラベル分別の推進を図り、将来的には、アサヒ飲料が推進している「ボトルtoボトル」によりゼロカーボンベースボールパーク内でのリサイクル素材の活用拡大に繋げることを目指します。

【参考】
■CO2の吸収
 CO2吸収性能として1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでおり、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。
 現在は関東・関西エリアを中心に、CO2濃度が高いとされる屋内に加え屋外などさまざまな場所に2024年12月末時点で約450台設置しています。
 脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取り組みであり、外部協力工場の製品製造時に発生する副産物由来の素材を搭載することで大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みです。
■吸収したCO2の活用
 自動販売機から吸収したCO2は、取り組みに賛同する各自治体や企業と共創しながら、さまざまな工業原料として活用することを計画しています。アスファルトやコンクリートの原料に配合しCO2の固定化や海中での藻場造成などに活用することでブルーカーボン生態系※の再生を図ることなどを検討しています。
※ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態
■阪神タイガースファーム本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」について
 2025年3月、阪神タイガースのファーム施設(現・西宮市鳴尾浜)を尼崎市・小田南公園へ移転し、「ゼロカーボンベースボールパーク」として開業しました。同施設には「日鉄鋼板 SGL スタジアム 尼崎」、タイガース練習場、室内練習場、虎風荘を新設し、選手たちが試合や練習に励む姿を身近に感じながら野球を楽しめる「小田南公園野球場」や、くつろげる広場、散歩やランニングができる周遊コースもあります。更に、太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネ徹底による「脱炭素化」をはじめ、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった環境に優しい取組みを行うなど、脱炭素社会や循環型社会の実現に資するここにしかない魅力ある公園です。


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