卸・メーカー2014.04.25

物流会社の衛生管理

2014.04.25

吉川 国之(茨城乳配株式会社)画像が見つからない

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こんにちは、茨城乳配の吉川です。
皆様にとって、今年はどんな1年だったでしょうか。
私はこのコラムを含めて様々なことにチャレンジできた1年になりました。
さて、来年はどんな年になるのか。今からワクワクしてきます。

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こんにちは、茨城乳配の吉川です。
皆様にとって、今年はどんな1年だったでしょうか。
私はこのコラムを含めて様々なことにチャレンジできた1年になりました。
さて、来年はどんな年になるのか。今からワクワクしてきます。

目次

冬になって、新聞やテレビなどではインフルエンザをはじめとするウィルス感染のニュースが多くなりました。
食品業界は、衛生管理の不備が即会社の信用失墜につながってしまうため、衛生対策に対する意識は高い方だといえます。
しかし、工場やセンターから先の物流部門の衛生管理となるといかがでしょうか?

今回は、食品企業が確認しておくべき「物流会社の衛生管理」についてお話したいと思います。

1.人の管理

はじめに確認して欲しいことは、従業員の健康管理についてです。
なぜ健康管理が最も優先されるべきかというと、「物流」というのは必ず人の手を介して行われるものだからです。
様々な場所を訪問するドライバーがウィルスなどを持ち運び、拡散してしまった…。などということが無いよう、しっかりと確認しておきましょう。

物流業界は、国土交通省の指導により最低でも年に1回は従業員に健康診断を受診させることが義務付けられています。ただし、まだ徹底されているとはいえない状況です。
お客様や社会に対する影響を考える企業であれば、年に2回は健康診断を行っておきたいところです。
また、物流会社といえども食品を扱う以上、毎月の検便も義務と言えます。
さらに、万一トラブルがあった際に、いかなる記録でもすぐに提出できるような準備が大切です。

健康診断の受診状況、インフルエンザの予防接種の有無、検便の実施など、委託している物流会社の社員の健康管理状況を再度確認してみましょう。

2.車両や倉庫など設備の清掃

次に確認していただきたいことは、車両や倉庫の衛生管理についてです。
トラックならば「洗車」、倉庫内作業ならば「掃除」ということになりますが、それをどのような頻度や手法で行うことになっているかを確認しておきましょう。
例えば車両の清掃ひとつとっても、ただ水で流すだけの企業もあれば、洗剤とブラシでしっかり行っているところなど、企業によってかなりの差があります。
また、鮮魚・乳製品・お弁当など、取り扱う製品によっても必要とされる清掃レベルが違ってきますので、自社の製品管理に必要なレベルになっているかという視点で確認が必要です。
参考までに、茨城乳配では共同配送部門があるため、様々な製品を同時に扱うことを前提に、洗車後には定期的に微酸性次亜塩素酸水の散布で除菌・消臭を行うようにしています。

3.衛生管理のためのルール

最後に、衛生管理のためにどんなルールが設けられているかを確認しましょう。
例えば、従業員のうがいや手洗い、マスクの着用、作業服の管理が挙げられます。
これらは当たり前のことのように感じますが、ルールの実施が従業員任せなのか、管理者によるチェックがしっかり行われているかによって、管理レベルは大きく変わってしまいます。
その他、社員の出社時の体温や血圧のチェック、社員とその家族の海外渡航状況などが申告されるようになっているかなども、確認事項に加えるとよいでしょう。

これら1~3を再度確認することで、自社の物流部門がどの程度の衛生管理になっているかを概ね確認することができると思います。

食品企業は、人の口に入る製品を扱うため、物流における衛生管理にもできる限りの対策が必要です。
今後お引先の物流会社と衛生管理対策について検討する際に、参考にしていただければ幸いです。

それでは、また次回お会いしましょう。

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