当社はセールスドライバー形式ですが、お客様の営業時間と当社の配送時間帯が合わず、直接お会いすることができない場合も多いからです。

この業界独特の慣習で、店舗の鍵をお預かりして商品をお届けすることもあるのですが、チラシを置くだけではなかなか見ていただけません。かといって飲食店の営業時間帯に伺うわけにもいきませんから、『TANOMU』のカタログ機能は魅力的です。

社内での反対はゼロ、「働き方改革」に期待

【Ｑ】活用にあたり、どんな点に期待をしていますか。

まずは、早朝からの留守電の掘り起こし業務を少しでも減らせればと思います。

留守電の処理業務をゼロにするのは難しいかもしれませんが、件数が減ればそれだけ短い時間で済むでしょう。当社システムと連携できるので、伝票を打つ時間がなくなると思います。朝5時半に出社する必要がなくなれば、早番制度もなくせますね。

あとは今まで取引歴の長いお客様などからは、終業時刻の17時ギリギリに「今日、これが欲しい」と言われることもありました。これが『TANOMU』の導入で、なるべく早めに注文をいただけるよう、促すことができればと考えています。

【Ｑ】社内の反応はいかがですか。

反対意見はゼロでした。これまで朝早く出社しなければいけなかった社員たちは、特に喜んでくれています。「働き方改革」の時代ですから、社員にはお客様目線で迅速な対応をしつつも、休める日はなるべく休んでもらいたい。そのためにも、システム化で効率的な経営を心がけていきたいと思います。