東西ボトラーの合併で生まれた国内最大規模の清涼飲料メーカー
【Q】まず、業務内容と2018年1月に行った経営統合について教えてください
弊社はコカ・コーラ社から清涼飲料水の原液を仕入れて、製品化して販売するボトラー(瓶詰会社)です。
2018年1月1日付でコカ・コーライーストジャパン株式会社とコカ・コーラウエスト株式会社が統合し、事業会社としてコカ・コーラ ボトラーズジャパンとなりました。これにより、売上高約1兆円と、世界250社以上あるコカ・コーラ社のボトラーの中でも第3位の規模となっています。
ボトラーの統合は経営の合理化を求める世界的な流れで、ヨーロッパでは国を越えて統合しているケースもあります。日本国内でも、かつては最大17社のボトラーがあり、これまでも統廃合を繰り返してきました。
【Q】奥村様が所属されている部署についてご紹介ください
私が所属している財務サービス部は、経理のなかでも数を多くこなす業務を扱うチームです。具体的には、請求、支払、固定資産の管理、資金取引等を担当していて、部の人数は約180名(2017年12月現在)です。
働き方の課題は長時間労働
【Q】まずは、会社全体で取り組まれている働き方改革について教えてください
「ワークライフバランスの実現」と「キャリアの継続」に主眼を置き、多様な働き方を導入することを目指して、旧コカ・コーライーストジャパンでは、2016年に「働き方改革」プロジェクトを発足しました。