-●伏見店の特徴を教えてください。
現在、「花たぬき」は京都市内で7店舗を運営しておりますが、伏見店は一番新しく、そしてこれまででもっとも大きい店舗になります。2階席もあって、席数は100席を超えています。
-●人気のランチメニューは?
最近よく召し上がっていただくのは、「べた焼き定食」です。それから「ねぎ焼き定食」や「牛ハラミステーキ定食」「ホルモン定食」なんかもよく出ます。伏見店は住宅地にあって特にファミリー層が多いので、伏見店限定で唐揚げ定食やロースカツ定食もお出ししています。どうしてもお好み焼きは焼きあがるまでに時間がかかりますので、それまでにお子さんが食べるものなかったらお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに、ゆっくりしてもらえないかなと思いまして。
-●単品のおすすめメニューを教えてください。
単品でのダントツ人気は、「すじ焼き」ですね。下ゆで段階から丁寧に炊きあげ、味付けも創業当時からかわっていません。ブロッコリーやにんじん、玉ねぎ、キノコなど野菜が盛りだくさんの「野菜がいっぱい焼きそば」や、しば漬けとお漬物が入った「カリカリじゃこと漬物チャーハン」も人気で、いろんなお客様に召し上がっていただいています。
あとは、新メニューとして、「ガーリックポークの豚バラステーキ」もオススメです。肥料ににんにくを与えている豚なので、甘みがつよくてうまみ成分がつまっていているんです。そのでっかいお肉を焼いて、キッチンばさみで切りながら食べていただきます。あと、伏見店限定で実験的に、牛タンの塩焼きはお客さん自身に焼いていただくというような試みもしています。
-●それはお客様も楽しそうですね。
やはり鉄板焼きの強みは豪快に焼いていくことです。そして、何かあればいつものメンバー・仲間で気軽に集まって、鉄板を囲んでわいわいと楽しむという要素も強いですからね。ただ食べておいしいだけじゃなく、食事の場を楽しんでもらえるようなメニューもどんどん増やしています。
それに、お客様は地元の方だけでなく、修学旅行生や海外の観光客の方も多くいらっしゃいます。目の前で「ジュージュー」といっているのを喜んでもらって、盛り上がって帰っていただくのが一番なんです。ボリュームもかなりありますので、「お待たせしました」と持っていくと、「うわっ、でけえ!!」と言われることもありますよ。心もお腹も満足していただいて、思い出作りに貢献できればいいなと思っています。