店舗閉鎖からの再起。個店ならではの発想で“求められる店”をつくる~ハイライトインターナショナル・和田高明社長

飲食・宿泊2019.01.31

店舗閉鎖からの再起。個店ならではの発想で“求められる店”をつくる~ハイライトインターナショナル・和田高明社長

2019.01.31

店舗閉鎖からの再起。個店ならではの発想で“求められる店”をつくる~ハイライトインターナショナル・和田高明社長

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練馬や高円寺などで、「肉ビストロ パテ屋」「肉酒場ブラチョーラ」といった肉業態8店舗(2019年1月現在)を展開するハイライトインターナショナル株式会社。人気店舗を運営しながら、食肉卸やイベントへの屋台出店、農園にも事業展開している。 

「さまざまな経験が従業員の価値を高め、個店の良さになる」と語る、代表取締役の和田高明氏。その考えのもとは、過去に出店の失敗があったからこそと振り返った。

目次

「飲食なんて簡単」という鼻っ柱を折られて気付いたこと

【Q】飲食業に携わるようになった経緯を教えてください。

もともと、自分で何かの会社を経営したい気持ちが強かったんです。銀行などの金融や石油エネルギー関係にも興味はありましたが、どちらも将来独立するにはハードルが高い業界です。食べることも昔から好きだったので、食品はどうかと畜産メーカーに就職して、商売の基本を学びました。

代表取締役 和田 高明 氏

独立のきっかけは、鶏肉の部署で企画を任されていた時、冷めてもやわらかく、肉汁が逃げない鶏肉を扱ったことでした。当時は唐揚げブームでもあり、「唐揚げ専用鶏肉」として商品を売り出しているうちに、唐揚げで飲食店をやったらいいんじゃないか、と思いついたのです。

2011年、東京・練馬に唐揚げ専門の居酒屋「AkiTaka」をオープンすると、狙いは大当たりで、1年で利益も出ました。ところが、2年後に出店した2店舗目は大コケして、3ヶ月で閉めることになったんです。

【Q】失敗の原因は何だったのでしょうか。

正直に言えば、1号店の成功で私が思い上がっていたんです。その時は飲食業なんて簡単だ、どこにでも出せば売れるだろうと、深く考えてはいませんでした。食に対する思い入れも希薄なまま経営していたんです。結局、そういう気持はお客様にも伝わってしまうんですよね。


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