嬉野温泉の「旅館大村屋」(代表:北川健太)は、5月27日(月)12:00より大浴場のリニューアル資金を集めるためのクラウドファンディングをスタートします。
旅館大村屋は江戸時代から営業を続ける、嬉野温泉で最も歴史を持つ温泉旅館です。現在の大浴場は平成元年に建設された東館にあり、35年にわたって温泉客を癒やし続けてきました。しかしながら、長年の稼働による老朽化には耐えられず、この度改装工事をスタートさせています。
新たな大浴場は次世代のお客様にも喜んでいただくために、デザインを一新。一方で元々の大浴場のアイデンティティであった、開放感のある大きな窓と浴槽の深さはそのまま残しました。さらに、新たに誕生する半露天風呂にはくるりの岸田繁さんに依頼して制作した「入浴専用音楽」が流れ、これまでにない入浴体験と音楽体験を味わえる、これまでにない大浴場が誕生する予定です。
ところが、着工1か月を切ったところで、昨今の建築費高騰により、もともと5900万円だった予算が1億6000万円となることが発覚。計画を見直し、なんとか予算を約9000万円まで落としたものの、不足分をクラウドファンディングで応援していただくことにしました。題して「All 湯~ Need is Love」。男女の大浴場が完成する10月まで、皆様のご支援を受け付けます。新たな大浴場を迎え入れるためには、皆様の愛が必要です。魅力的なリターンをたくさん準備したクラウドファンディングにご支援をお待ちしております。
【リターン例】旅館大村屋宿泊券、究極の一番風呂付宿泊券、大村屋プリン、オリジナルTシャツなど
(お問合せ先)旅館大村屋 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙848 代表:北川健太
電話番号:0954-43-1234 Mail:info@oomuraya.co.jp
~旅館大村屋15代目北川健太よりご挨拶~
旅館大村屋15代目の北川健太と申します。2008年に事業継承をし、旅館の立て直しのために奮闘して参りました。その奮闘の大部分を締めてきたのが修繕や設備投資です。
サービス業である旅館は接客によるソフト面も大切なファクターですが、装置産業、設備投資が重要な産業でもあります。
大村屋は1970年代に建設された西館と、1989年に建設された東館の2棟で営業をしています。お客様と地域の皆様、スタッフのおかげでこれまで14部屋のフルリノベーションとラウンジスペースの改修を行ってきました。
まだ手付かずの老朽化した場所の一つが大浴場。温泉旅館の命とも言える大事な設備です。
今回の大浴場リノベーションのプロジェクトが始まったのが約1年半前。それから現在までの間で世の中の資材や人件費の高騰で約2倍以上の見積もりになってしまいました。
当初の計画で予定していた設備や機械の導入を諦め、1億6千万の見積を約9千万円まで見直しを計りました。それでも当初より3千万円ほど予算が上がりましたが、物価上昇の波は止まる様子がなく、施設の老朽化も待ったない状況です。
これからも多くのお客様に嬉野温泉の素晴らしい泉質を味わっていただくためにも、工事の続行を決断いたしました。
この想いに共感していただいた方の支援を募りたいと思っています。
ぜひご支援を頂ければ幸いです。
旅館大村屋 15代目 北川健太
【音楽を担当する岸田繁さん プロフィール】
岸田繁
1976年4月27日生まれ。京都市北区出身。作編曲家/シンガー・ソングライター/ギタリスト。オルタナティブロックバンド「くるり」のメンバー。他アーティストへの楽曲提供をはじめ、数多くの管弦楽作品、映画劇伴音楽なども手掛けている。10月4日にくるり14thアルバム『感覚は道標』をリリースし、10月13日よりドキュメント映画『くるりのえいが』が公開&配信されている。
今回のクラウドファンディングについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://note.com/ryokanoomuraya/n/n4f7422b92ba3