エシカルなビジネスによって生まれた『ルワンダ フイエマウンテン』 ルワンダの伝統工芸品を扱うアパレルブランド「Ruise B」とのコラボ商品を通じて、ルワンダ大使館と共にルワンダの魅力を発信…

掲載日: 2021年04月15日 /提供:UCC上島珈琲

世界中を旅するように味わえる、カプセル式コーヒーシステム「UCCドリップポッド」 伝統工芸品のバスケットとの特別なセット品を4月15日(木)より数量限定で発売

 UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦)は、コーヒー豆本来の特徴を引き出した「最高の一杯」をいつでもボタンひとつで味わえるカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」より、スペシャルティコーヒー※1のみを使用した専用カプセル『ルワンダ フイエマウンテン』を数量限定で発売します。また、このカプセルと、ルワンダの伝統工芸品であるバスケットを扱うブランド「 Ruise(ルイズ) B(ビィ)」とコラボしたセット商品の販売を、4月15日(木)より開始します。さらに、大使館とともにルワンダの魅力を広く発信するイベントを開催します。



(ドリップポッド専用カプセル 『 ルワンダ フイエマウンテン 』 と「 Ruise B 」のルワンダバスケット 3 種)

 UCCグループは、「カップから農園まで」独自のバリューチェーンを通じ、一貫したコーヒー事業を展開しています。また、コーヒー産業の持続可能性にも配慮した取り組みなど、独自のサステナビリティ活動を行っています。
 なかでもルワンダにおいては、JICA(国際協力機構)の一村一品運動※2を通じて農園の開拓から深く携わり、生産者とともに品質向上に取り組み続けてきました。『ルワンダ フイエマウンテン』は、お客様のお手元に「1杯のコーヒー」としてお届けできるよう「ドリップポッド」の特別なラインアップとして製品化した、まさにUCCの理念を体現した製品です。

 また、コーヒーを通じてSDGs(持続可能な開発目標)のNo.8「働きがいも経済成長も」に貢献するアクションのひとつとして、このカプセルから得た収益金の一部を公共の井戸の開発費として地域に還元するという独自の仕組みも構築しました。きれいな水を安全に入手できるようになることで、コーヒーのさらなる品質向上が見込めることに加え、地域住民の方々の暮らしもより豊かになります。

 UCCは、コーヒーを通じてこうしたサイクルを生み出すことで、SDGsの理念でもある、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現に向け、様々なアプローチを続けてまいります。


今回のセット商品について

 ルワンダの伝統的なデザインが施された美しいバスケットの生産・販売を通じ、女性の経済的な自立を支援するRuise Bとコラボレーションした特別なセットです。日々の生活を豊かにしてくれる身近なものを通じて、製品に込められた“作り手”の想いを、目で、舌で、ご体感いただけます。

 『ルワンダ フイエマウンテンは、クリーミーな舌触り、果実味豊かな酸味と甘味のコンビネーションが特徴です。栽培・育成は機械に頼らず、そのすべてが人の目で管理され、手作業で行われています。ルワンダのコーヒー農園の多くは内戦により一度は荒廃してしまいましたが、生産者とUCCも参加した技術指導者が手をとり合い工夫を重ねることで、良質なコーヒーを生み出す有数の産地となりました。現在では、コーヒーは内戦からの“復興のシンボル”として語られています。

 同じく復興の際に人々の生活を支えたのが、バスケットなどの伝統工芸品です。その土地にある天然素材を活用し手で編みあげることが出来るため、内戦により働き手を失った女性たちにとって大切な生活の糧となっていました。ひと針ずつ編み上げられたバスケットは軽く丈夫なことに加え、美しく力強いデザインが特長で、そのひとつずつに復興にむけた願いが込められています。

【セット品名】DRIP POD JOURNEY -RWANDA- バスケットセット
【セット内容】
・UCC DRIP POD ルワンダ フイエマウンテン×2箱(12個入り/箱)
・ルワンダバスケット(以下3種(絆・希望・握手)のいずれかから選択)


【価格】5,000円(税込)
【販売チャネル】公式通販サイト UCCドリップポッドストア限定(https://drip-pod.jp/
【特設ページ】https://drip-pod.jp/rwanda/(UCCドリップポッドストア内)
【販売期間】2021年4月15日(木)11時~ 無くなり次第終了
※カプセル販売で得た収益金の一部は、農園のあるフイエ県ソブ村の灌漑施設の開発に充てられます。本取り組みは2年目となり、昨年の販売をうけ、2021年4月15日現在で4基の井戸の開発が計画されています。


今回のセット商品を開発した背景

 ルワンダの人々が生み出す素晴らしい品質の製品を通じて、その魅力をより多くの方に伝えたいという強い想いから、今回のコラボレーションが実現しました。

 ルワンダは1994年に起こったジェノサイド(大量虐殺)により、3ヶ月で100万人以上が亡くなったと言われています。それ以前から続く内戦により土地も荒れ果て、働き手を失った人々は、日々の生活もままならない状況でした。
 コーヒー栽培も、バスケットづくりも、元は人々が生活のために行っていたモノづくりのひとつでしたが、そのポテンシャルの高さに魅せられたUCCやRuise Bなどの協力者と手をとり合い、共に試行錯誤し工夫を重ねることで、素晴らしい品質のものが多く生み出されるようになりました。遠く離れた日本でも、自分たちの作ったものが高く評価され親しまれているという事実は人々の誇りになり、経済の面だけでなく心の面でもポジティブなサイクルを生み出しています。

 UCCは農園の開拓や土壌改良から、Ruise Bは品質基準の統一や生産体制の構築から、両者とも立ち上げの段階から携わり、製品化・販売まで一貫してサポートしています。何か力になりたい、という想いで始めた取り組みによって、安定した品質のものを、適正な価格で、確実にお客様の手元にお届けすることが出来るようになりました。
 
 こうして生み出されたサイクルから、持続可能な“エシカルなビジネス”のかたちが見てとれます。私たちは、確かな品質なものを多くのお客様にお届けすることで、誰一人取り残されない社会の実現に貢献できると信じています。

   (左: 栽培の指導をする UCC 農事調査室※3 の 中平   中央: 「 Ruise B 」 の厳しい品質基準
    右:バスケットを編む女性)



駐日ルワンダ大使をゲストに迎えたスペシャルイベントを開催

 目で見て舌で味わう『ルワンダのエシカルな文化』をテーマに、駐日ルワンダ大使をゲストに迎え、Instagramのライブ配信などSNSを通じて魅力を広く発信します。
 女性活躍先進国であり、エシカルなライフスタイルを持つルワンダの人々の暮らしやコーヒーにまつわる話のほか、Ruise Bとのスペシャルトークセッションも開催します。とっておきの“ルワンダのコーヒータイム”をお楽しみいただけます。

・イベント名:「ルワンダのコーヒータイム」
・開催日時:2021 年4 月15 日(木)11:00 ~/15:00 ~ 
・配信アカウント:UCCドリップポッド公式Instagramアカウントから配信します。
         @ucc_drippod     https://www.instagram.com/ucc_drippod/
         (ご視聴にはInstagramアカウントが必要です。
          アーカイブは公式アカウントのIGTVタブからご覧いただけます。)

■関連URL
▼UCCドリップポッド 公式サイト: https://www.ucc.co.jp/drip-pod/
▼UCCドリップポッド 公式通販サイト: https://drip-pod.jp/
▼UCCのSDGsの取り組みについて:
https://www.ucc.co.jp/company/csr/country_of_origin/
▼UCC ルワンダ持続可能なコーヒー栽培の実現:
https://www.ucc.co.jp/company/csr/country_of_origin/rwanda.html

■Ruise Bについて
Ruise Bはアフリカ伝統インテリア&アート・バッグ・アクセサリを生産開発するフェアトレードブランドです。ひとつひとつすべて手編みされた、力強く印象的な美しいルワンダバスケットとの出会いから、2009年に生まれました。バスケットを編みながら女手一つで2人の子どもを育てる「Louise」とルワンダ:Rwandaの「R」を冠し、彼女たちがつくるバスケット:Basketの「B」を合わせ、Ruise Bというブランド名としています。
URL:https://www.ruiseb.jp/


※1 スペシャルティコーヒー
カップのなかで、生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されたコーヒーのこと。
通常コーヒーは先物取引であらかじめ値段が決められるが、スペシャルティコーヒーは品質本位で都度価格を決め取引を行う。なお、ドリップポッドのスペシャルティカプセルの多くのラインアップにおいては、信頼関係を構築した農園主から直接仕入れを行い、自社で焙煎・製品化まで行うことで、確かな品質のコーヒーをお客様にお届けする。

※2 一村一品運動 
村単位で特産品を育て、地域経済を活性させることで貧困を減らそうというJICA(国際協力機構)の取り組み。ソブ村からはコーヒーが対象品として選ばれた。

※3 UCC農事調査室
コーヒーの品種や農事技術の研究・開発、直営農園・契約農園の栽培管理、高付加価値原料の企画・開発を主な業務としたUCCならではの特殊な部署。


<参考資料>


■スペシャルティコーヒーカプセルルワンダ フイエマウンテンについて

 生産地であるフイエ郡ソブ村は、ジェノサイドからの復興にむけたJICAの活動の一環でコーヒー栽培が奨励・支援された地域です。プロジェクト開始当初は荒地だったこのエリアも、現地の方々、そしてUCCも参加した技術指導者たちの努力により、ルワンダでも有数のコーヒー生産地となりました。現在プロジェクトは終了していますが、UCCは引き続き現地の方々とともに様々な取り組みを行っており、ドリップポッドでの製品化も2年目となりました。短期的な支援にとどまらず、ビジネスパートナーとして共にコーヒー事業に取り組むことで、持続可能な関係を構築しています。

(1)グリーンアップルのような明るい風味と上品な酸味、甘い余韻のある味わい
 コーヒーを口に含んだときに、グリーンアップルのような明るいフルーツの風味を感じます。鮮やかで上品な酸味と、ブラウンシュガーのような甘い余韻、深みのある味わいをお楽しみいただけます。

(2)二人三脚で試行錯誤を繰り返し生み出した、人々の“生活を変える“コーヒー
 ルワンダの土壌はミネラルが豊富なため、良質なコーヒーを生み出す高いポテンシャルがありましたが、一方で年間の降雨量が乏しいため土は枯れやすく、栽培効率という点では課題が残っていました。JICAから派遣されたUCCを含む技術指導者たちは、元からその土地にあるもみ殻を牛糞と共に土に混ぜ込み、落葉で地表を覆うことで、保水力を上げ、不足する窒素を補充する方法を採用しました。それにより微生物が生きやすい環境がうまれ、土を肥やすことに繋がりました。このような手法は、化学肥料を撒くより手間がかかりますが、天然素材を活用し費用も掛からない“持続可能”な工夫といえます。

 UCCが関わり始めた2012年から翌2013年にかけての収穫量は2倍に増加し、以来9年間、収穫量ならびに品質の向上にむけ様々な試行錯誤を繰り返してきました。高品質なコーヒーを多く収穫できるようになったことで、人々は安定した収入を得ることが出来るようになりました。さらに、カプセルの販売で得た収益金の一部を公共の井戸の開発に充てるなど、地域全体の生活をより良くするための取り組みも行っています。


         (左:落葉など天然の素材でマルチングを行う  右:精製されたコーヒー豆)

【販売開始時期】2021年5月1日(土)から単品での販売を開始
【内容量】1箱12個入り
【価格】1,620円(税込)
【販売チャネル】公式通販サイト UCCドリップポッドストア限定(https://drip-pod.jp/

【本件の販売に関するお問い合わせ先】
UCCドリップポッドストアコールセンター
TEL:0120-655-233
WEB:https://drip-pod.jp/contacts/new/

【ルワンダバスケットに関するお問い合わせ先】
Ruise Bお問い合せ窓口
MAIL:info@ruiseb.jp

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