愛知県豊橋市は、地域に適したスタートアップ・エコシステムの形成を目指し、様々な取り組みを行っています。本市が目指すエコシステム形成のためには、地域内外のスタートアップ、地域事業者、エンジェル投資家、VC(ベンチャーキャピタル)、金融機関等の多様な主体が相互に関係性を深め、本地域発の新たなビジネス創出に向けた連携・支援等が生まれるコミュニティを創っていく必要があります。
本市では、こうしたコミュニティづくりを推進するため、令和4年度から「共創コミュニティ創出支援事業」を実施しています。このたび、令和6年度の受託事業者を選定するプロポーザルを行うことになりましたのでご案内いたします。
スタートアップと地域事業者等の共創による地域発のイノベーション創出に資する実績やノウハウを持つ事業者の皆様からのご応募をお待ちしております。
●共創コミュニティ創出支援事業について
【事業の全体像】
【業務の概要】
令和6年度は、令和5年度の実績からさらなる発展を目指し、交付金(※1)を効果的に活用したスタートアップの支援と地域事業者との連携に注力していきたいと考えています。さらに、今年度から首都圏で活動する本市職員との連携を図ります。
※1 スタートアップチャレンジ交付金:エンジェル投資を受ける等、優秀なビジネスプランをもつスタートアップ(プレシードを想定)を後押しするため、本市より上限250万円で交付を行う。
(1)共創コミュニティ形成に向けた伴走支援
・コミュニティ発展のために必要な施策の洗い出しと組み立て
・新たなコミュニティメンバーの巻き込み
・コミュニティメンバーの関係構築支援
(2)定期的な成長機会及び共創機会の提供
1.勉強会の開催及びメンタリング機会の確保
<スタートアップ向け>
・事業成長に必要な考え方、スキル、事業者との協業、投資を受ける際の注意点、ピッチのポイント等
・エンジェル投資家やVC、個別関連のある地域事業者の社員や経営者、先輩スタートアップ等がアドバイスを行う場(メンタリング機会)の提供、及び両者の接点構築
・参加者によるスタートアップチャレンジ交付金の活用
・スタートアップチャレンジ交付金の過去採択スタートアップのフォローアップ
<新規事業創出に取り組みたい地域事業者向け>
・新事業創出に必要な考え方、スキル、スタートアップとの協業に必要な考え方や協業の注意点等
2.ピッチイベント及び交流会の開催
・スタートアップが資金調達や事業者との共創を実現する目的で、サービスを紹介するイベントや参加者同士の交流会を開催
【募集の概要】
◆参加意向申出書の提出:令和6年4月26日(金)午後5時まで
◆提出方法 :必要書類を持参・郵送もしくは電子メールで送付
◆提案書の提出:令和6年5月22日(水)午後5時まで
◆審査:第一次審査(書類)
第二次審査(プレゼンテーション・ヒアリング) 5月下旬~6月上旬
◆業務期間:契約締結日~令和7年3月31日まで
◆その他、実施要領や仕様書等の詳細については、豊橋市ホームページをご確認ください。
▼令和6年度「共創コミュニティ創出支援事業委託業務」公募型プロポーザルの実施について
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/109675.htm#itemid109675
【その他】
豊橋市は、令和3年10月に産学官が連携して発足した東三河スタートアップ推進協議会へ参画しており、本事業は関係者とも連携を図り実施します。
▼東三河スタートアップ推進協議会ホームページ
https://www.eastmikawa-startup.jp/