奈良県曽爾村 WEBショップ「そにのわマルシェ」立ち上げで農家の新規販売ルートを確立。登録農家の野菜と加工品の売上がコロナ前と比較し約2.5倍に…

掲載日: 2021年03月15日 /提供:一般曽爾村農林業公社

奈良県で農業振興事業を行う一般社団法人曽爾村農林業公社

一般社団法人曽爾村農林業公社(本社:奈良県宇陀郡曽爾村、代表理事:芝田秀数)は、コロナウイルスの影響により売上が減少していた野菜や加工品の新たな販路拡大のため、2020年8月よりWEBショップ「そにのわマルシェネット便」を立ち上げ、曽爾村の野菜や加工品の詰め合わせセットの販売を開始いたしました。2021年3月15日現在、登録農家の野菜と加工品の売上は約500万円(内そにのわマルシェネット便での売上約145万円)を超え、コロナ前の昨年と比較し約2.5倍増(2019年度実績 約200万円)となりました。(https://soninowa-marche.shop-pro.jp)


そにのわマルシェネット便売上推移


毎月8種~15種の旬の野菜を産地直送

そにのわマルシェネット便では、曽爾村の19軒の農家と5軒の加工品生産組合と契約を交わし、野菜や加工品を取り扱っています。そのため、毎月8種~15種類の野菜と1~3種の加工品がラインナップとして詰め合わせセットに入ります。
また、生産者のそばにいるからこそ直接聞くことのできる野菜のおすすめの食べ方やレシピカードも同梱しています。
8~15種類の野菜を詰め合わせにしたセットを販売中
野菜の調理法を記載したレシピカードを同梱してお届けしています


コロナ渦での野菜・加工品売上が65%減 、WEBショップ開設により起死回生を目指す


今年度コロナウイルス感染拡大の影響で、奈良市内の個人レストランへ配達している野菜の出荷数が55%減少、また曽爾高原への観光客の来場者数が減ったことにより近隣施設のファームガーデンでの野菜・加工品の売上が減少し、4月から6月までの野菜・加工品の売上が昨年と比べ65%減少しました。
曽爾村の野菜や加工品
そこで生産者の代わりとなり、新たな販路先の開拓を行い、フードロスを減らす目的でWEBショップ立ち上げました。農家が安心して生産に100%の力を注げるように、またコロナを機に新たな販路先に曽爾の野菜を届けられるようにという想いを込めて運営しています。

WEBショップは商品の販売以外にも、生産者の想いや、曽爾村の日々の暮らしなどコラムとして発信しています。

商品概要


WEBショップ「そにのわマルシェ」


次年度は農家の契約件数を増やすとともに、新たに野菜の定期便の開始や季節限定セットも販売予定です。また、野菜の栽培品種及び数量を農家とともに計画し、更なる需要に向け生産体制を整えています。


一般社団法人曽爾村農林業公社について


曽爾村にそびえる鎧嶽
曽爾村は東にススキの広がる曽爾高原、西に切り立った岩壁がそびえ立つ屏風岩・兜岳・鎧岳を有する人口1400人ほどの村です。これらの地形は約 1,300 万年前の火山活動により形成されており、標高 400 ~ 600mという高原地帯です。この立地により夏は涼しく冬は寒さの厳しい高原特有の寒暖差を生かし、トマト・葉物野菜・お米・薬草などが栽培されています。一般社団法人曽爾村農林業公社は、2016年6月に設立された官民共同組織です。村内で育った米や野菜のブランド化などを目指す農業分野と、製材所やモバイルキッチンなど、木材加工による付加価値の創造を目指す林業分野を主軸としています。その他、村内で展開する地域イノベーションによる創業を支援しながら、持続可能な農林業の実現を目指して薬草事業など各プロジェクトを進めています。
http://soni-agriforestry.jp


お客様からのお問い合わせ先

一般社団法人曽爾村農林業公社
TEL:0745-94-2116
e-mail:info@soni-agriforestry.jp

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