ぱど人と街研究所 調査レポート「みんなの意識調査 第4弾 ごちそう篇」:ごちそうと言えば、「高級料理」より「自分が好きな料理」!定番は「肉」!!…

掲載日: 2017年12月20日 /提供:Success Holders

「高級な料理」より「自分が大好きな料理」をごちそうと考える人が多く、定番は「焼肉・鉄板焼き・ステーキ屋」が人気。

クリスマスや年末年始で、忘年会や特別なディナー、集まりなどが増える季節。株式会社ぱど(本社・東京都品川区、代表取締役社長 倉橋 泰)は、地域と人とをつなぐ調査組織「ぱど人と街研究所」の活動の一環として、『ごちそうに関するアンケート』を実施し、男女別・年代別・都道府県別のレポートとしてまとめました。





【調査トピックス】

●ごちそうと言えば、高級<自分が大好きな料理
●ごちそうの定番は「肉」。ただし女性は「フレンチ・イタリアン」を好む傾向も。東京は「フレンチ・イタリアン」(17%)を定番で挙げる方が最も多かったが、大阪は「焼肉屋・鉄板焼き・ステーキ」(19.2%)を定番で挙げる人が最も多かった
●ごちそうを食べに行くときは、女性は「誕生日」(16.5%)、男性は「家族との会食」(15.9%)「旅行中」(15.8%)が多い
●ごちそうを食べたい相手は、男女ともに「家族」が最も多かったが、男性の方が「夫婦」で食べたいという方も多かった
●ごちそうの平均予算は、20~40代は「1,000円~3,000円未満」が最も多く、50~60代は「4,000円~6,000円未満」が最も多い
●お店選びのポイントは老若男女問わず、半数以上が「メニュー」
●失敗エピソードで多かったのは「予約」に関すること。「入れなかった・待たされた・混んでいた」などを挙げる方が多かった。また「値段」ではコスパについてのコメントが多く、ホームページや口コミでもっと下調べしていけば良かったという声も。

[調査詳細]

●あなたにとっての「ごちそう」とはなんですか?
男女ともに最も多かったのは「自分が大好きな料理」。次に多かったのは「値段の高い高級料理」と続く。おせちやクリスマスなどのイベント料理をごちそうと考えるのは女性が多かった。一方で、誰かの手料理を「ごちそう」と考えるのは男女問わず3.4%と低かった。年代で見ると、「自分が大好きな料理」はどの年代にも最も多かったが、高級料理をごちそうと考えるそうは、年を追うごとに少しずつ減少するほか、年代で違いはあまり見られなかった。

■外に食べに行く「ごちそう」の定番と言えばなんですか?
ごちそうの定番として、男女ともに人気だったのは「焼肉屋・鉄板焼き・ステーキ屋」。一方で、女性で最も多かったの「フレンチ・イタリアン」(17%)が、男性では (13%)と、男女で好みが分かれるジャンルもあることが分かった。年代別では、「焼肉屋・鉄板焼き・ステーキ屋」は、60代を除くすべての年代で一番人気。「フレンチ・イタリアン」は年を追うごとに、日本料理に人気が移っていく傾向があった。

■「ごちそう」だと思うメニュー
※自由回答による回答を、テキストマイニングで上位10点まで抽出
「ごちそうのメニューのイメージ」を自由回答で聞いた結果で、「ステーキ」を最も挙げる人が多く、また「焼肉」「焼き肉」を挙げる人も多く、定番のジャンル同様、ごちそう=肉、というイメージを裏付ける結果となった。一方で、女性に人気だった「フレンチ・イタリアン」は、メニューでは上位に挙がってこず、代わりに「寿司」というキーワードが多く挙がってくる結果となった。

都道府県別で比較すると、東京と大阪で、ごちそうの定番の差が見られた。「焼肉屋・鉄板焼き・ステーキ屋」はどこの地域でも人気があったが、東京17%と1番人気だった「フレンチ・イタリアン」は、大阪では15.3%で3番人気。「寿司屋」は、東京では15.9%、大阪では13.2%と差が出る結果となった。


●ここ数年、どんなときに「ごちそう」を食べに行きましたか?
女性は「誕生日」、男性は「家族との会食」や「旅行中」にごちそうを食べに行くことが多い傾向が分かった。年代別で見ると、「誕生日」でごちそうを食べる率はほぼ変わらない一方で、「家族との会食」でごちそうを食べに行く率は年を追うごとに増えていく。

●「ごちそう」は主にだれと食べたいですか?
「家族でごちそうを食べたい」と答えた女性が49%だったことに対して、男性が40%と若干少なく、その代わり「夫婦で食べたい」という数が女性より男性の方が多かった。また年代別では、40代をピークに、年を追うごとに「家族でごちそうを食べたい」方が増え、50代以降は再び「夫婦で」という方が多くなる。

●「ごちそう」に使った一人あたり平均予算はいくらですか?
女性の平均予算で最も多かったのは「3,000円~4,000円未満」(15%)だったことに比べ、男性の平均予算で最も多かったのは「4,000円~5,000円未満」(15%)と、若干男性の方が、予算を高く考えている傾向が分かった。また、年代が上がるごとに平均予算も上がる傾向があり、20代~40代の平均予算は「1,000円~3,000円未満」が最も多いことに比べて、50代~60代は「4,000円~6,000円未満」を平均予算と考える方が多い結果となった。

●店を選んだポイントを教えてください
店を選ぶ理由では、老若男女問わず半数以上が「メニュー」を重視していることが分かった。メニュー以外では、女性は「子ども向けのメニューやサービス」を重視する一方、男性は「料金」を気にする方が多いようでした。50代以降は、「子ども向けのメニューやサービス」が減り、代わりに「その他」の理由を挙げる方が多くなり、お店選びのポイントが細分化していく様子が分かった。

●ごちそうのお店選びで失敗/後悔したこと・もっと調べておけば良かったと思うエピソード
失敗エピソードのキーワードで最も多かったのは「予約」に関すること。「予約しないでお店に行ったので入れなかった・待たされた・混んでいた」というコメントが多かった。「値段」に関してのコメントも多かったが、「高いというより「高い割に美味しくなかった・量が少なかった」など、コストパフォーマンスについて挙げている傾向が見て取れた。また「メニューを調べていけばよかった」「口コミも調べていけば良かった」など、下調べの重要性を挙げる方も多かった。しかし一方で、「口コミと違っていた」「ホームページの写真と実際の料理が違った」など、下調べの難しさを挙げているコメントも多かった。
(※出現頻度は、自由回答の中から、テキストマイニングにより、質問の回答に対する名詞を、上位10点まで抽出)

◇実際のコメント抜粋
「お店に行ったが、満席や貸切で入れなかった。予約をしておけば良かったと思った」(朝霞市)
「ごちそうのお店選びで失敗したことは、「予約」を入れていなかった為にすぐにお店に入れず、待たされてしまったことです。次回からはお店が決まったら、日時が決まり次第、お店に事前に予約を入れておくようにしようと思っています」(北区)
「メニューが少ない(和歌山市)」
「メニューをよく調べていなかったので、店に入ってから他店と似たり寄ったりだと気づいて頭を抱えた。(堺市東区)」
「値段が高い割に美味しくなかった(江戸川区)」
「思っていたより値段が高く、財布の中を確認しながら食事をする羽目に。現金クレジットカードの使用がダメなお店だったので不便だった。(東大阪市)」
「外出でお昼食べに海鮮料理店へ行ったが、値段が高い割に量が全然満足できなかった、その後ファミレス行ってご飯食べた、すごい損した気分だった(北区)」
「お店のメニューを調べないで入ったら 子供の食べる料理がなかった(門真市)」
「コース料理の提供時間が長く子供が泣きぐずってしまい大変だった。まとめて食べられる要望を伝えておけばよかった(堺市北区)」
「メニューなど下調べをしてお店を決めたのに写真とは異なるどれも ショボい 食事がでてきた。口コミ チェックしておけばよかった(横須賀市)」
「ネットの口コミを見てよかったから利用したが、そんなに美味しくない割に高いし、素材はよくても料理方法がもう一つだったり。口コミだけで期待し過ぎたらダメだなと思いました。(池田市)」

[今回の調査概要]

調査対象:首都圏・関西圏を中心とした20~60代のぱど公式アプリ(ぱどにゃんこCHECK)ユーザー2,712名
調査期間:2017年12月10日~12月14日(5日間) 調査手法:インターネット調査
[過去の調査レポート]
■第1弾調査レポート(2017年8月):みんなの意識調査「お買い物篇」~一都二県で一番のお買い物上手は埼玉県! 東京都は「ちょこ買い」、神奈川県は「まとめ買い」、埼玉県は「まめ買い」が主流~
https://www.pado.co.jp/news/2017/08/1428
■第2弾調査レポート(2017年9月):みんなの意識調査「自動車篇」~車選びの失敗エピソード1位は「燃費」!一方で、車選びの際の重視ポイントの1位は「車両価格」で、燃費は4位。 購入時に燃費を軽視して、後で「失敗した」と思う方が多いことが明らかに~
https://www.pado.co.jp/news/2017/10/2130
■第3弾調査レポート(2017年10月):選挙直前号外レポート「『第48回衆議院議員総選挙』に関する投票予定や注目論点」調査~65.6%の女性が、「今回の選挙で大規模な区割り変更があったことを知らない」と回答~
https://www.pado.co.jp/news/2017/10/2159

[ぱど人と街研究所 概要]

株式会社ぱどは創業以来、フリーペーパーの発行を通じ、生活圏での情報提供者と、その情報を必要とする生活者をつないできました。「ぱど人と街研究所」の活動は、生活者の多様でリアルな声を世の中に発信し、地域社会を活性化することを目的として、”人”と”街”に関するマーケットデータを収集・検証し、生活者の動向・嗜好・思考・志向・指向等を発信していきます。リサーチ対象として、「主婦(夫)組織による読者モニター」と「ぱど公式アプリ」での調査を活用し、支出の鍵を握る主婦(夫)を中心とした調査母体を強みとしています。
※読者モニター(N=1,116)・ぱどにゃんこCHECKユーザー(N=322,450) (2017年12月11日時点)

[株式会社ぱどについて]

ttps://www.pado.co.jp/
「情報を通じて人と人 人と街をつなぎ 人も街も元気にする」をモットーに地域密着型情報誌「ぱど」をはじめとして「まみたん」「アフルエント」「L’ala Pado」「ハマカラ」等、地域生活やライフスタイルを提案する情報誌を発行。2014年よりスマートフォンアプリ「ぱどにゃんこcheck」のサービスを開始。情報伝達の手段はますます多様化し、目まぐるしく進化を続けていく中で変わらない、生活に密着した地域情報の必要性のため、多くの皆様に喜ばれる情報サービスを提供できるよう、「読まれる・使われる、より良い情報誌・ インフラ」づくりに努め、本年、創業30周年を迎えます。2017年3月よりRIZAPグループ入り。

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