琵琶湖ホテルの『百人一首ランチ』
琵琶湖ホテル(所在地:滋賀県大津市浜町、総支配人:前田義和)は、2024年3月1日(金)から5月31日(金)までの期間中、2階「日本料理 おおみ」および「イタリアンダイニング ベルラーゴ」にて、春の百人一首メニューを提供します。
琵琶湖ホテルでは、“かるたの聖地”といわれる大津市ならではのおもてなしとして、百人一首と食を融合させたオリジナルメニュー開発に取り組んでいます。2017年より『百人一首カクテル』をシリーズで販売し、2019年はスイーツビュッフェ、2021年はアフタヌーンティーを開催。古の歌に詠まれた日本の四季を表現する『百人一首ランチ』を2022年から提供しています。
百人一首カクテル(イメージ)
百人一首ランチ(イメージ)
春の『百人一首ランチ』は、小野小町が桜を詠んだ有名な歌にちなんだ献立です。甘味は大津市にある「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」による、百人一首の札の模様が華やかな『あも歌留多』。また第23弾となる『百人一首カクテル』では、2024年の大河ドラマ『光る君へ』にも登場する、紫式部と並ぶ女性文学者・清少納言の歌のカクテルを再創作。清少納言に縁のある女性歌人の歌をテーマにした新作1点も加え、カクテル2点をご提供します。100首コンプリートを目指してついに8年目を迎えた『百人一首カクテル』シリーズは、今回で49首に到達します。
春の百人一首メニュー1. 日本料理 おおみ 『百人一首ランチ』
百人一首ランチ 春のメニュー(イメージ)
小野小町の「花のいろは移りにけりないたづらに…」など、多くの歌に詠まれた花の代名詞「桜」。「鯛のお造り」「桜海老と山菜の天麩羅」「小蛸煮」などの淡い桜色の料理で、お膳に春を呼び寄せます。「蓬豆腐」や蕨(わらび)、こごみ、蕗の薹(とう)などの食材で、芽吹きの季節を味わって。筍、菜の花など、料理のあちこちに散りばめられた春の訪れをお楽しみください。
料金:¥3,900
◆百人一首ランチ お品書き
前菜 蓬豆腐 いくら 山葵 小蛸煮 筍 菜の花 蕨 海老さより黄身寿司
造り 鯛のお造り
焼物 鰆木の芽味噌焼き 花蓮根
蒸物 蛤の茶碗蒸し
揚物 桜海老と山菜の天麩羅 こごみ 蕗の薹
食事 高島産棚田米 香の物
留椀 赤出汁
甘味 叶 匠壽庵 『あも歌留多』
◆『あも歌留多』
あも歌留多(イメージ)
『百人一首ランチ』の甘味は、大津市で60年以上の歴史を持つ和菓子の名店「叶 匠壽庵」の『あも歌留多』。近江神宮所蔵の百人一首絵札を色鮮やかに写した、サクサクとした最中の皮に、厳選された丹波大納言小豆のふっくら艶やかなつぶ餡と、柔らかい餅の『あも』を挟んでいただきます。どの歌になるかは当日のお楽しみです。
春の百人一首メニュー2. イタリアンダイニング ベルラーゴ 『百人一首カクテル』
「夜をこめて」
百人一首カクテル「夜をこめて」(イメージ)
「夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも よに逢坂の 関は許さじ」
【清少納言】
『夜が明けないうちに、鶏の鳴きまねをして人をだまそうとしても、函谷関ならともかく、逢坂の関の番人は決して許しませんよ(あなたが会いに来るのは許しません)。』
刻々と移り変わる夜明け前の空のように、3色に色が変わるカクテル。清少納言の高い教養と溢れる才気をイメージした涼しげな色合いからの、ドラマチックな変化をお楽しみください。
料金:¥2,000
「忘れじの」
百人一首カクテル「忘れじの」(イメージ)
「忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな」
【儀同三司母】
『いつまでも忘れない、というあなたの言葉が将来まで変わらないのは難しいでしょう。だから、今日で命が尽きてしまえばいいのに。』
「幸せ過ぎて怖い…」と素直に詠う新婚さんの、たっぷりの愛情といじらしさを、クリーミーで濃厚な苺の味と可愛い色で表現しました。儀同三司母は清少納言らが仕えた中宮定子の母親。清少納言と縁ある女流歌人のカクテルです。
料金:¥1,800
販売概要
提供期間:2024年3月1日(金)~5月31日(金)
お問合せ:077-524-1225(琵琶湖ホテル レストラン予約/10:00~18:00)
◆百人一首ランチ
提供時間:11:30~15:00(L.O.14:00)
提供場所:琵琶湖ホテル2階 「日本料理 おおみ」
※2024年3月末まで水曜定休(祝日を除く)
日本料理 おおみ
詳しくはこちら
◆百人一首カクテル
提供時間:17:00~20:30(L.O.20:00)
提供場所:琵琶湖ホテル2階 「イタリアンダイニング ベルラーゴ」
※ご提供店舗が変更になる場合がございます。
※2024年3月末まで木曜定休(祝日を除く)
イタリアンダイニング ベルラーゴ
詳しくはこちら
百人一首とは
『古今和歌集』や『新古今和歌集』等、天皇の命により編纂された勅撰和歌集の中から、百人の歌人の和歌を一首ずつ集めたもの。平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされています。江戸時代に木版印刷で大量につくられるようになり、一般に普及しました。現在では伝統を重んじながらスポーツ感覚で楽しめる「競技かるた」としても親しまれており、大津市にある近江神宮内の近江勧学館では、毎年競技かるたの名人位戦やクイーン位戦、全国高等学校選手権大会が開催され、全国の競技者が日本一を目指します。
百人一首ランチに関するご協力
一般社団法人 全日本かるた協会加盟団体「大津あきのた会」に、百人一首の内容理解に関するご助言をいただきました。
「大津あきのた会」ホームページ
※掲載料金は消費税・サービス料10%を含みます。
※リリースに掲載している写真はすべてイメージです。
※食材の入荷等の都合により、一部メニューが変更となる場合がございます。