「水素バリューチェーン推進協議会」へ参画

掲載日: 2020年12月07日 /提供:アサヒグループホールディングス


アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会」に、2020年12月7日(月)に参画します。

 昨今、多くの国々が水素社会実現に向けた取組みを加速している中、日本においてもCO2排出量削減に向けて水素の利用促進の可能性や課題が議論されてきました。水素需要拡大には様々な企業が連携し、安価な水素の供給と、水素利用の促進に取り組むことが必要です。

 「水素バリューチェーン推進協議会」は、水素社会構築を加速させるために、1.水素需要創出 2.スケールアップ・技術革新によるコスト低減 3.事業者に対する資金供給、といった3点の課題解決を目指す横断的な団体として、水素バリューチェーンの構築を目指して、以下の活動に取り組んでいく予定です。
 ・水素バリューチェーン構築の為、横断的な取組みを行う。
 ・水素社会の実現の為、社会実装に向けた動きを加速する。
 ・金融機関と連携し、資金供給の仕組みづくりを推進する。

 アサヒグループでは、2022年春頃からトヨタ自動車などと共同で燃料電池大型トラックの走行実証(※1)を開始する予定であるほか、アサヒビール茨城工場に「自立型水素エネルギー供給システム」(※2)を導入し実証実験を行っているなど、水素利活用を積極的に推進していく方針です。

 「水素バリューチェーン推進協議会」においても、様々な既存団体や事業者と協力・協調し、将来の水素利活用に対する可能性を幅広く議論・検討するとともに、水素社会実現に向けた課題解決を目指して取組みを推進していきます。

※1)アサヒグループホールディングス株式会社(以下、アサヒグループ)、西濃運輸株式会社(以下、西濃運輸)、NEXT Logistics Japan株式会社(以下、NLJ)、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)、日野自動車株式会社(以下、日野)が、燃料電池大型トラック(以下、FC大型トラック)の走行実証を行うことで合意したもので、国内商用車全体のCO2排出量の約7割を占める大型トラック領域におけるCO2排出削減を目指した取り組みです。FC大型トラックはトヨタと日野が共同で開発し、アサヒグループ・NLJ、西濃運輸、ヤマト運輸、トヨタの5社が、2022年春頃から各社の物流業務で使用しながら走行実証を開始する予定です。
https://www.asahigroup-holdings.com/news/2020/1013.html

※2)太陽光により発電した電力から水素を製造してタンクに貯め、その水素を用いた水素燃料電池発電と、短時間の電力変動を吸収するバッテリー発電を、エネルギーマネジメントシステムで最適に制御することで、自給自足で安定な電力供給が可能となるCO2フリーの発電システムです。
https://www.asahigroup-holdings.com/news/2019/0614_2.html

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