ハウス食品グループイノベーション2 号ファンド、
株式会社フレンドマイクローブへの出資に関するお知らせ
ハウス食品グループ本社株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:浦上 博史、以下「ハウス食品グループ」)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員会長兼社長:北尾 吉孝 )と2023年1月に共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」を通じて、株式会社フレンドマイクローブ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 蟹江純一、以下「フレンドマイクローブ」)への出資を行うと共に、業務提携について合意致しました。
【「フレンドマイクローブ」について】
企業概要
名称
株式会社フレンドマイクローブ
所在地
愛知県名古屋市千種区千種 2-22-8 NALIC 104
代表取締役
蟹江 純一
設立年月日
2017 年 6 月
事業内容
微生物関連受託研究事業・油関連環境事業
URL
https://friendmicrobe.co.jp/
ハウス食品グループは、今期が最終年度である第七次中期計画において、“「食で健康」クオリティ企業への変革”をテーマに掲げ、グループ最適視点での事業構造再構築に取組み、持続的な成長を目指しております。中期計画では「共創による新価値創出」に重点を置いており、2023 年 1 月に、「ハウス食品グループイノベーション 2 号ファンド」を設立致しました。投資領域は、ハウス食品グループが掲げる「4 系列バリューチェーン(以下 VC)」(スパイス系 VC、機能性素材系 VC、大豆系 VC、付加価値野菜系 VC)で成長を実現するための強化領域や、既存事業にとらわれずバックキャスト視点で成長テーマを設定するイノベーション領域です。本件は、当該ファンドからの出資 2 号案件で、第七次中期計画で掲げる循環型モデルの構築に向け、限りある資源の有効活用と新たな価値の創出に取り組みます。
フレンドマイクローブは“微生物を友だちに”を社名に掲げ、微生物やその酵素を用いた技術を実用化し、社会実装していくことで SDGs の掲げる持続的社会の実現に取り組んできました。今回の第三者割当増資で調達した資金を用いて、現在販売中の排水中の油脂分解システム「MiBiocon®-FW」の 販売促進を行うとともに、さらなる性能向上を図り、排水中の油脂以外にも油脂分解微生物の適用範囲を広げる開発を進め、グリストラップや生ごみ処理機に適用するためのシステム開発を進める予定です。
今回、互いの知見やノウハウを共有し協働することで、両社の更なる成長及びシナジーの創出、お客様に対する新価値の創造が期待できることから、本案件の出資を決定致しました。まずは、工場排水の油脂低減技術の導入検討を進めております。
業務提携により、フレンドマイクローブの油脂分解技術を活かして、廃棄物の削減と新たな価値としての有効活用の取り組みを進め、循環型社会の実現を目指してまいります。
【「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」について】
「ハウス食品グループイノベーション 2 号ファンド」では国内外の優れたベンチャー企業を投資対象としており、ハウス食品グループとベンチャー企業が保有する技術・ビジネスモデル等を組み合わせることで、「食で健康」領域において新たな価値基盤を創出し、人と笑顔をつなぐ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以上