カーボンニュートラル社会の実現に向け国の推進するプロジェクトに参画

掲載日: 2023年03月27日 /提供:日本ハム

カーボンニュートラル社会の実現に向け
国の推進するプロジェクトに参画

2023年3月27日
日本ハム株式会社

日本ハム株式会社(本社:大阪市北区、社長:畑 佳秀)は、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、CO2を吸収して生育する藻類を基盤とした産業の構築に取り組むMATSURIプロジェクトに参画しています。このたび、同プロジェクトが国の推進するグリーンイノベーション基金事業に実施予定先として採択されました。

ニッポンハムグループは、持続可能な社会の実現に貢献するため5つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、社会課題の解決に向けて取り組んでいます。
気候変動に対してはカーボンニュートラルに向けた様々な施策を推進し、2030年度までに化石燃料由来のCO2排出量を2013年度比で46%以上削減するという目標を掲げています。その一つとしてCO2削減につながる新たな技術の社会実装を推進するべく、ちとせグループの進める藻類を基盤とした産業構築を目指す「MATSURIプロジェクト」に参画し、議論を重ねてきました。
このたび、同プロジェクトが国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募したグリーンイノベーション基金事業に実施予定先として採択され、藻類活用技術の社会実装によるカーボンニュートラルに向けた取り組みをより強力に推進することになりました。当社もプロジェクトの一員として、他の参画機関とも協力しながら研究開発を進めてまいります。

採択された助成事業について

事業名 グリーンイノベーション基金事業
「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」
採択テーマ名 光合成によるCO2直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築
事業概要 本プロジェクトでは微細藻類を用い、太陽光をエネルギー源、CO2を直接原料としたバイオプラスチックや機能性素材などの化学品、燃料、食品や飼料等の商業生産を通じた2050年カーボンニュートラル実現を目的とした取り組みを実施します。

グリーンイノベーション基金事業とは

2020年10月に日本は「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を掲げました。このため国は、NEDOに2兆円の基金を造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する、グリーンイノベーション基金事業を推進しています。

グリーンイノベーション基金事業 詳細はこちら

MATSURIプロジェクトとは

日本を代表する企業・行政群と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。藻類の大規模培養と事業化に強みをもつちとせグループが主体となり、産業の構築に必要となる様々な役割を担う企業等と共に行う取り組みです。MATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会づくりを構築します。

MATSURIプロジェクト 詳細はこちら

ちとせグループ概要

ちとせグループは、世界のバイオエコノミーをリードするバイオ企業群です。千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を残すべく国や多くの企業と協力し、経済合理性を成立させながら技術を社会に展開しています。

ちとせグループ 詳細はこちら

ニュース一覧へ戻る

bnr_500_juhachulight_ai-ocr.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域