ツキノワグマによる被害防止のために~山菜採りの方は特に注意が必要!~
発表日 2023年4月27日(木曜日)
春は、クマが冬眠から目覚め、食べ物を求めて活発に活動します。
県内の山はクマの生息地であり、どこの山でもクマと出遭う可能性があります。
特にゴールデンウィーク前後は、山菜採りのため山に入る機会が多く、子育て中の親グマに会う可能性があります。
このため、人がクマに対する準備をする必要があり、鈴やラジオなど音の出るものを鳴らすことはもちろん、クマ撃退スプレーの携行や頭部や顔面を守るためのヘルメットの着用、非常用にナタなどを携行するようお願いします。
山では、クマに出遭わない対策をしましょう
1.朝夕は山中に入らない
クマは朝夕に活発に動きます
2.鈴、笛、ラジオなど音が出るものを携帯し、クマに自分の存在を知らせる
クマは聴覚や嗅覚が人より優れているため、人の接近をいち早く察知し、人を避けます。
3.グループで行動する
緊急時に対応できるように山中では単独行動を避け、グループで声を掛け合って行動しましょう。
4.山菜採りはほどほどに
山菜はクマも好物です。山菜の多いところにはクマもいることが多いので、足跡や糞などを見つけたら引き返しましょう。
5.子グマを見たらそっと立ち去る
近くには必ず母グマがいます。子グマが可愛いからと言って近づくと、母グマは子グマの危険を感じて攻撃することがあります。
6.不測の事態に備えて
注意をしていてもクマと近距離で出会う場合があります。ヘルメットを着用すると頭部の被害を軽減することができます。
接近するクマにはクマ撃退スプレーが効果的です。
お問い合わせ先
部局・担当名 | 電話番号 | 担当者 |
---|---|---|
生活環境文化部 自然保護課 野生生物係 | 076-444-3397 | 中島、小塚 |