本社食堂における生ごみゼロを実現!環境負荷低減の取り組みを推進

掲載日: 2022年02月22日 /提供:IDEC

2022 年 2 月 22 日

本社食堂における生ごみゼロを実現!
環境負荷低減の取り組みを推進

IDEC 株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役会長兼社長:舩木 俊之)は、環境負荷低減の取り組みの一環として、2022 年 2 月から本社食堂に生ごみを水と炭酸ガスに完全分解する生ごみ処理機「ゴミサー」と、グリーストラップ※1を恒常的に浄化できる「グリースオゾナイザー」を導入いたしました。

IDEC 本社の食堂は、運営会社への委託ではなく自社で運営しており、栄養バランスを考えた健康的なメニューを社員に提供しております。従来から食堂利用率は高い状況でしたが、コロナ禍により外食するケースが少なくなったことから利用率は向上しており、発生する生ごみの処理や廃棄が課題になっておりました。生ごみ削減に向けた取り組みとして、卵の殻や魚の骨など、廃棄される部分を予め除いた材料を調達しておりますが、1 日約 450 名が利用することで、毎日約 20~30kg の生ごみが発生しております。今回のゴミサーとグリースオゾナイザーの導入は、食品廃棄物の削減や生活排水の環境負荷低減に貢献していくことを目的としており、本社食堂における年間約 8 トンの生ごみを、ほぼ「ゼロ」にすることが可能となります。

IDEC では、ESG への取り組み強化を基本戦略の一つとして推進しており、その中でも環境の保全を最重要課題と認識し、持続可能な発展を目指したさまざまな取り組みを行っております。

※1 食堂からの排水に含まれる油分や残飯、野菜くずなどを分離・収集し、排水口や配水管を詰まらせたり、下水に直接流れ込んだりするのを阻止する装置です。

ゴミサーについて
バクテリアの働きにより、生ごみを水と炭酸ガスに分解し消滅処理する装置です。全自動運転で処理スピードが速く、特殊なメンテナンスが必要ありません。生ごみを水に分解する完全消滅型(減容率 99.9%)となり、おおよそ1日で分解が可能となります。分解された水は下水道や浄化槽に排水されるため、環境に負担をかけず、安全、衛生的に生ごみを処理することができます。 (IDEC で導入しているゴミサーは、1 日あたり 35kg の生ごみを処理することが可能です。)

【生ごみが水に分解されるまで】
① 予めゴミサーで処理できないものを取り除いた生ごみを投入します。
② 自動運転により撹拌し、生ごみと分解促進剤を均一に接触させることで、微生物の分解を助けます。
③ 微生物の繁殖に必要な酵素、水分、温度を自動的にコントロールすることで、発酵・分解を促進させます。
④ 発酵・分解した生ごみが水と炭酸ガスに分解され、排水されます。 本社食堂 導入したゴミサー

グリースオゾナイザーについて
グリーストラップの中に、強い酸化力を持つオゾンガスを注入することで、油脂分を分解することができる装置です。 生活排水をきれいにして排出することができるため、環境負荷の低減につながるだけでなく、害虫の発生や配管の詰まりの防止、業者による定期清掃も不要になるなどコスト削減にも貢献します。

以上

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