農林水産物等輸出促進全国協議会総会
令和3年12月10日
挨拶する岸田総理
受賞者との記念撮影
令和3年12月10日、岸田総理は、都内で開催された令和3年度農林水産物等輸出促進全国協議会総会に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日は、農林水産物等輸出促進全国協議会の総会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。
始めに、日本食海外普及功労者、輸出に取り組む優良事業者として表彰された皆様方に、心からお祝い申し上げます。食習慣の異なる海外において、日本食の普及、あるいは市場開拓に取り組んでこられた皆様方の御努力に、心から敬意を表し申し上げます。
農林水産物・食品の輸出額は、8年連続で過去最高を更新しております。そして、本年は、10月期までで既に9,734億円となっており、年間輸出額1兆円を突破する大きな節目の年に、今年はなるとされています。
これもひとえに、海外において、日本食が世界でも人気のある食文化となるまでに御尽力された皆様方、そして、我が国が誇る高品質な農林水産物・食品の輸出に地道に取り組んでこられました皆様方、国内の生産現場から、海外での販売・提供に至るまで、全ての取組に関わられた関係者の皆様の努力のたまものであります。
岸田内閣においても、品目別の輸出促進団体の組織化によるオールジャパンでの輸出力強化を図るために、次期通常国会に輸出促進法改正案を提出するとともに、米、日本酒、果物など、先行する品目団体から、法改正を待たずに、今回の景気対策で組織化を強力に推進してまいります。その他の品目についても、積極的に組織化の準備を頂くことを期待している次第です。
2025年2兆円、2030年5兆円、こうした大きな目標達成に向けて、金子農林水産大臣や関係者の皆様と、全力で取り組んでまいりますので、御列席の皆様方、また関係の皆様方の格段の御協力をお願い申し上げる次第でございます。
結びに、茂木会長を始め、本日御列席の皆様方の御健勝を心からお祈り申し上げて、私からの御挨拶とさせていただきます。」